らぴすらずり・うぃ～くりぃ～

長男の部活が休みでぽこっと空いた、１１月のある日。
突然思い立ってディズニーランドに行ってきました。
ちびすけがディズニーランドに行ったのは赤ちゃんの時だから、入学前に一度連れて行きたかった。
長男の部活が無い日は限られている！

７時に家を出て、8時半に到着！
あれれ、立体駐車場なんてあったっけ？　初めて停めちゃったよ。
いそいそと、ランチのショーの予約に出かけると。
もう売り切れ。ディナーも７時半の回以降って言われたので、あきらめることに。
まだ開園して15分にもならないのに。人気なんですね。どうりでみんなが走るわけだ。

それにしても、平日の水曜日。どうしてこんなに混んでいるんでしょう？？？
とはいえ、ほとんどがベビーカー連ればかり。
ファストパスが必要なものよりも、ピーターパンとかの方がずっと混んでいました。
初めてプーさんのハニーハントに乗り、ちびすけにつまらないと言われました....
一番おもしろかったのは、ビッグサンダーマウンテンだって。意外だわ。
ちなみに三半規管知覚過敏の私は、絶叫しまくり、降りたらヘロヘロでした。
その後のコーヒーカップでも、やはりヘロヘロになっていた私でした。
バズやミクロアドベンチャーなど、今までの中で一番回数多く乗れました。
だけど男子３人が買い物タイム必要なし！といって、お菓子ショップにも立ち寄らせてもらえず。
５時半には園を出て、７時には自宅に着いて家で夕食だったのよ？？？


ディズニーランドは、神奈川の我が家からは一番近い「外国旅行」。
結婚前は大学の友達と１回行っただけ。
長男が赤ちゃんの時に１回。
長男が小学生になる時に１回。
ちびすけが赤ちゃんの時に１回。今回で５回目の私でした。

コドモを亡くした親にとって、
七五三ができないとか、自分の子だけ卒園や入学式に出られないことも辛いことだと思うけれど、
「ディズニーランドに亡くなった子を連れて行ってあげることがもうできない」
ということほど辛いものはない、という方は多くいらっしゃるのではないかしら。
それほど、ディズニーランドというのは特別な存在に感じられます。
長男が小学生になる時に行った時。
ずっとランドにいる間じゅう、涙が止まらなかった私。
エレクトリカルパレードの輝く光を見て、いないコドモの存在の大きさしか感じられなかった。
ちび助が赤ちゃんの時も、やっぱりちっともおもしろく感じられず。
もう、自分はこういうところが楽しめなくなってしまったんだな、と思っていました。

亡くなった年数が経つとともに、コドモの死を忘れたというわけではないのだけど。
それ以上に「おもしろかったぁーーー！　次はあそこに行くぅ！」
「お腹すいた、あれ食べる。買って買ってぇぇぇ！」
と本能をそのまんま大声で叫び、笑い、喜ぶちび助の生命力や力強さに
連れてきてよかったなと思えた１日でした。
イッツアスモールワールドの柔らかな音楽を聴きながら、ちょっぴり涙が出たけれど。


ところで、ホーンテッドマンションもナイトメア仕様だったし、
なんだかいろんなキャラクターがどっちゃりとランド内をひしめきあっていたけれど。
パレードの最後にミッキーマウスが手を振っているのを見て、
「そうだ、ディズニーランドってなんだか、ミッキーの影がすごく薄くなっていない？？？」
と思った私でした。