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テーマ:プラハ(チェコ)歳時記(247)
カテゴリ:「プラハ」ネタ
僕とチャーリーの出会いは、偶然でした。
ある日、いつものように、ストラホフ修道院あたりを、ぶらっと走っていました。 修道院の裏手に来た時、走ったことのない道を、「あらっ」と見つけました。 ふらっと、その道を入って行くと、緑の中に、一軒のレストランがありました。 そこに、何か得体の知れない生き物が、ちらっと見えました。 そして、それが、近づいて来ました。 すらっとした肢体に、ふさっとした毛並みが、美しかったです。 「ドブリー・デン(こんにちわん)!」 彼は、ひらっと名刺を差し出しました。 そこには、こう書かれていました。 「僕の名前は、チャーリーです。 5歳のアイリッシュ・ウルフハウンドです」 「プロシーム(どうぞ、こちらへ)」 彼に導かれて、薄暗い階段を下りました。 『ペクロ』という名前のレストランでした。 「地獄」という意味です。 「『のらくろ』なら知ってるけどネ」 僕の言葉を、しらっと無視して、チャーリーは歩いて行きました。 「12世紀のワイン貯蔵庫跡なんだワン」 彼の説明の通り、天井の低い、細長い空間でした。 「串刺し料理が自慢なんで、食べて行って下さいワン」 ストラホフ・ブッチャーという料理をぱくっと頂きました。 「また、いつでも、遊びに来て下さいワン」 こうして、僕とチャーリーは友達になりました。 ストラホフ修道院あたりを走る時は、きちっと挨拶に行きます。 Restaurant Peklo 住所:Strahovske nadvori 1, Praha TEL:220516652 レストラン「ペクロPeklo」のHP(英語/チェコ語/他) 是非、チャーリーから名刺をもらって下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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