|
カテゴリ:カテゴリ未分類
私が最後に第九を歌ったのは2000年の12月です。
大阪城ホールの1万人の第九です。 独身の時から、京都で毎年12月には歌っていました。 1999年の大阪城ホールでの第九のコンサート。 大きな大きなお腹で、 胎動を感じながら、お腹の夢人と一緒に歌いました。 これでもう、しばらく歌う事も出来ないな…なんておもいながら。 1万人の中には小学生ぐらいの親子で参加されている人もいました。 そんな光景をみながら、 私もいつかは子供と一緒に歌いたいな…なんて 夢を描いていました。 でも、 夢人は2000年の第九の時には天国でした。 ひとりぼっちで、 第九をうたいました。 私の大好きな「G線上のアリア」が演奏されました。 涙がとまりませんでした。 でも、悲しみだけの涙ではなく 心地よい涙だった記憶があります。 少し前に、オーラの泉に指揮者の佐渡先生が出演されていた時に、 音楽は魂を浄化、成仏させる…と おっしゃっていました。 きっと、あの時の音が夢人と共に、 心地よく過ごせていたんだと思います。 佐渡先生が人生の前向きな思いを話され、 また、少し前を見て帰る事が出来ました。 こうして、たくさんの人や出来事に支えられ、 8年という月日が経ちました。 私が時々第九を口ずさんでいると、 歩夢も「喜びの歌」が大好きで、 一緒に口ずさんできました。 2001年に生れた歩夢は今年小学生。 一万人の第九にも参加できる歳になりました。 一緒にボクも歌いたい!って。 2000年の一万人の第九のビデオを一緒に見ました。 親子で一緒に歌う夢、 叶う日が来るのかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|