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肩脱臼してしまいました。 月曜の早朝5時半、手を枕にうつ伏せで寝ていた手を下ろした時です。 「まさか~?嘘やん~」 一瞬の出来事でした。
脱臼癖があり、この20年ほどに10回は外れています。 その痛さと言えば、書きようがないぐらいの痛さです。 そして、この腕はどうなるの?と言う恐怖との戦いです。
歩く事もできず、救急車を呼んだこともあります。 接骨院の先生に家に来てもらって、入れてもらった事もあります。 夢叶がお腹にいた時が最後で、 6年間は大丈夫でした。
今回、アユムはおばあちゃんの所にとまりに行っていたので、 夢叶を起こして、脱臼した肩が少しでも、動かないように支えてもらわないといけません。 私の異常な痛がり様に何が起ったのか把握できず…。 でも、言われるとおりにがんばって、押さえてくれています。
今回、何とか歩けそうな状態だったので、 救急病院へ。 おじいちゃんとアユムにタクシーを玄関の横付けにしてもらって、 かばんに財布や保険証、コンタクトなど入れてもらって、 夢叶に肩を支えてもらってタクシーに何とか乗り込みました。 タクシーの中でも、「い・た・い~」と 何度も、叫ばずにいられませんでした。 タクシーのお金、一生懸命に小さな手で渡してくれました。
病院に着けば、もうこれで何とかなる…。 担架に乗って、レントゲン室へ。 夢叶が私のかばんを膝に抱えて、誰もいない廊下に 一人すわっている姿…。 まだまだ、、駄々をこねて泣く甘えんぼの夢叶が、 一生懸命、笑顔で私に手を振ってくれていました。
先生に肩を入れてもらうのも、 私が痛みと恐怖で力が入りすぎて、なかなか入りません。 もう、4人がかりで私を押さえつけての状態でした。
その時の叫んでいた声が廊下にまで、漏れていて、 「やばい、やばい~」って思っていたみたいです。
それから、タクシーで帰って、 夢叶、小学校に登校しました。
ずっと、大丈夫だったし、 日常生活でも右手はのばさないようにしていたり、 いつも 、気にしていたのに…。 落ち込んでます。
今回、夢叶がいてくれなければ、大変でした。 夢叶、大活躍でした。 そして、こんなに強くやさしく、成長してくれていたんだと、 いっぱい、いっぱい、感じる事が出来ました。 夢叶、ありがとう…。
そして、歩夢もいっぱい心配をかけたね。 そして、お母さんのシャンプーいつもありがとう。 背中も洗ってくれてありがとう。
お母さんは幸せ者です。 もう、脱臼はこりごりです…。
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