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夢が現実になるということがある。朝方見る夢に多いいと言う。
その夢は、私が砂漠の中に帆を張った車で走っているものでした。砂はさらさらと流れ生き物のように感じられました。この今は砂漠になっているけれど茫々とおい茂る巨木に埋め尽くしていた時代があることを知っていました。砂漠は人間に犯されないように自然が拒否しているものだと考えました。それも自然が再生するためなのだと思いました。いつのまにかすっかり日は落ちて気温も低くなり漆黒の闇の中を走っていました。暗闇に目が慣れたのではありません、はっきりと五メートルはあるかと思われる巨石が何本も立ちふさがったのです。それが見えたのです。そのはるか向こうに小さな灯が見えたのです。
すべてが私の知らないものだった。
シュメール文明を調べているときに見たものだった。
あとでその石柱は存在することを知るのです。この事実をどのように理解すればいいのか、不思議な時間を過ごしたことだけが残った。