昨日、不思議な夢を見た…。41
あっという間にゴールデンウイークが過ぎて行く、私にとっては何のかかわりもない日々です。まあ、毎日が皆さんの休日と同じですから。
だけど、何も書けない日が続いています。まだ主人公の秋子の人生がまとまらないのです。いろいろの人生を構築していますが、その人生によって6人の女性の人生も変わるのです。
大変な物を書き始めようとしていることに躊躇する心があるのです。
この作品は女性の方たちへのメッセージになるのです。それ故に慎重にとりかかっています。
今の出版界には小説は不要という、つまり売れないということなので出版に積極性がない。まして無名の作家には門戸を開きません。が、今の日本の現状打破のために惜しみなく労苦と投資をするつもりです。また、その作品を舞台へ上げることも考えています。今その件に対しては出版社と交渉しています。
どうなるのか、公演は来年の秋を考えています。その小説を私が脚色するのです。演出するなると体がもつだろうかという危惧もあります。最後の花火の打ち上げです。
しずか 遊んできちゃった、たまにはいいか。結果報告をします、幾花さんはあなたと結婚することを喜んで承諾、家族の皆さんもそれを歓迎、みなさんは東京を離れてこの家で一緒に暮らすことになる。何か文句がありますか、私はあなたの親なの、あなたの気持が幾花さんを欲しがっている事はすぐに直感できたの。何か反論はありますか、あなたの心に沿っていなかったら言ってちょうだい
悠介 あなたに勝とうとも逆らおうとも思った事はありません
しずか なにを悟った様な事を言って・・・結婚なんか言ってみれば博打と一緒、丁と出るか半と出るか分からないから面白いのよ。だけど言っておく、この地球上には何十億と言う男と女が住んでいる、そのなかで出会って結婚する、恋をして戸惑い、愛して生きている事を実感する、これは偶然の奇跡ではなく、四億五千万年前から続いた歴史のほんの悪戯なのよ。だけどそれをみんな信じたいから結婚する、なぜと聞くならそれが動物の本能としておきましょう。本能に逆らう事は絶滅を意味しています。はい、賛成なら盛大なる拍手をお願い致します
悠介 親父もたいへんだったことでしょうね
しずか それだけは言わないで、私は運命論者ではない、何が起こるかそれは私が決めるってこと…
悠介 私の事も決めてしまったと言う事ですか
しずか ごめんね。何か出しゃばって、またやってしまった。あなたのお父さんの生き方に呆れていて恋をして、一途さを愛して、勘当され、あんたが生まれた、それは勘違いから生まれた私の歴史なのよ
サット行きかけて振り返り
しずか ああ、言うのを忘れていた、銀杏は安産祈願も受け付けているって・・・
明りが落ち、銀杏だけが照らし出される なか、ホリゾントに夕景が映える
暗転して幕
さて、私の夢は実現できるのか、夢で終わるのか…。