いつか何処かで…。40
倉敷は午前中は雨が降っていた、風はそんなに強くない。今年初の暑さを記録、外は熱風が流れいたたまれない不快さを感じた。これは台風は影響なく午後からすっかり晴れて台風一過というところ…。
今の日本を見ているとあほらしくなる、言葉が出ない、国民の民度がなぜ低くなったのかと情けなくなる。
これでは戦中の朝日の戦争を煽る記事と一緒ではないか。それに振り回される国民は戦中と変わらないのか…。
自民大敗、国民はこの問題の裏を見る力もないのか、都民、国民が自己防衛を計っただけ、建設的に行動ではない。また、立候補者からそれが出なかったという事か。世界の選挙を見ても好きか嫌いか、風体が、顔がという範囲で投票している。政索なんか聞いていない、寧ろ邪魔としている。マニフェストでいれたのは前回の民主党の詐欺にかかっただけ。
後は小泉旋風の後を見ればいかに国民が苦労されていたかがわかる。ただムードで入れた、呑気な国民である、将来のことなど考えていない。
今回の都議選、風が落ちてきた小池であったからここで止まったが、もう少し前だったら自民は一けたになっていたかもしれない。
問題はこれから、小池は代表を野田に返した。さてここからが第二の小池劇場の幕があがるのはこれから、シナリオは私の中ではできている。
豊洲の早期移転、築地の後にテーマパークとはちゃんちゃらおかしい、時代錯誤も甚だしい。築地は五輪のために使われることは決まっていた。道路整備と選手村、前の渋谷の選手村は老朽化していて使えない。そこを新しく作り変えていれば、東京体躯館、国立競技場は歩いて行けた。それが出来ているとは聞こえてこない。小池の豊洲反対で10カ月遅れている。その間税金は垂れ流された。これは共産党の責任でもある。が、都民はほとんど知らない。
江戸は家康が来る前にはまだ沼地であった。太田道灌のころは潮が波打っていた。江戸時代も地下水は緯度として使ったがそれはわずか、川の水、玉川から江戸の町に用水を作り上水道としていた。築地で魚を洗うのに地下水を使っていたと知りびっくりした。はっきりと言って東京の地下には地下鉄が網の目のように走り、洪水を避ける為に幅20メートルのトンネルが走りまわっている。そこから地下水が出るのかと言いたい。豊洲も地下水を使うというような架空の物語で都民を誤解させている。
豊洲より築地の方がはるかに汚染されているのに共産党は継続を後押ししている。何でも反対という愚かなことをしているのだ。専門家が入って検査をして無害という判断を下したがそれは信じられにないという、根拠は何かを語っていない。それに振り回されたのが小池である。諦念のなさである。つまり理念がないという事が判断力を低下させている。またこの問題を議会をと通さずに独断することは民主政治に反することである。この一つをとっても徳川幕府が上水道を玉川から引いたという決断には負けている。
このままでは東京五輪が危うい、という事は前に書いたが、その危機感は都民にはない。それを反対する都民が多いという事ことなのか・・・。
小池は安倍総理との間で国政選挙は自民でと約束している。
これも何時反故にされるか分かったものではない。
小池も代表を野田に帰した、この二人は改憲主義者・・・さてどうか…。野田はもともと維新の人、松井大阪知事とは親しい。
それにしても泡のように生まれた素人議員に政治を行われるだろうか・・・。堕落した議員を選んだ愚かな都民は自己責任としてこれからを共有しなくてはならない。
私はもう今のマスコミに見切りをつけて国民の国民によるマスコミを作り国民の利益になる情報を伝達すべきであると思っている。その機運がまるでないことにがっかりしている。
私は公害運動をしていた時に、店の前に壁新聞を毎日書いて掲げていた。道行く人が読んでくれていた。新聞社が取材に来ていた。その頃はまだ新聞も理性があつたが今はない。
教育補助を莫大に使っても国民の知性は向上していない。酒と女と男と金に振り回されているのが日本人の実態である…。