普通ということ
普通に生活すること、できることに慣れているからそうじゃない環境の人のことを想像する事は少ない。実は、2年ほど前からジストニアという病気の疑いがあり、その環境と闘っている人と交友を続けている。人としての尊厳を固辞する透明さ。崇高さ。彼の中のそれらを、どれだけの人が理解するだろうか。。。対岸のことでも自分以外のことでも決してない。彼が諦めることは私たち「人間」が諦めることになる。自分に何ができるのか、その気持ちが募ると胸が痛い。涙になる感情。涙になったところで、何のエネルギーになるのか。天は善悪など裁いてなどいない。存在してはいけないエネルギーが存在しないようにあるべきエネルギーが、あるべきところにあるべきなのだ。