|
カテゴリ:お
ブッ*マー*ットにて購入。「走らな…」の方は以前図書館で借りて読んだのだが、「涙…」は見つからなかった。見つけたら前作も欲しくなってしまったという次第。
大沢在昌渡言えば、もっとハードな「新宿鮫」シリーズの方が有名なようだが、そちらは未読。知っていることと言えば、宮部みゆきと同じ事務所だということくらい。(笑)「走らな…」の方は映像化されているようだが、機会があったら見てみよう。 で、感想。まず「走らな…」、めちゃめちゃ大阪が書けてる。その場所を知ってると楽しみが増すタイプの本であることは間違いない。梅田、東梅田、西梅田についての話など笑い所満載。知ってるところが舞台になっている話は文句なしにうれしいものだ. 「やくざ」についても大阪らしい雰囲気をかもし出している感じ。(よそのやくざさんと比べられるほど知識はありませんが^^;) 主人公がだんだん「根性」が出てくるところがみもの。 「涙…」前作から2年後の話になっている。不運なところは相変わらず。今回は話が世界的になってるところがスケールアップ。前回に感じた雰囲気というか隠し味的な所が感じられなかったのは残念。しかし一気に読まされてしまう実力はご立派というしかないでしょう。稚内は知らないが、美瑛と小樽は行ったことがあるのでちょっとうれしい。 綜合して、「走らな…」がお勧め。でも読むと続きが読みたくなるから結局両方買うんだよね(笑) 走らなあかん、夜明けまで 涙はふくな、凍るまで お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.06.29 22:18:42
コメント(0) | コメントを書く
[お] カテゴリの最新記事
|
|