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リョウコのリョウは涼ではなくってちょっと面倒(^_^;)
この本(朝日ソノラマより)には、表題作の他は「顔の石」「二日月」のオカルトっぽいものと、「月読」(つくよみ)の神話を題材としたもの(まあこれがすごいんだけど)だから、「牧神の午後」だけがちょっと浮いてるような気もするのだけれど。 でもやっぱりバレエの世界を描くと秀逸。ニジンスキーは勿論名前だけは知っているけど舞台を見たことはないのだし、他の人の踊ったその演目(春の祭典にしろ、薔薇の精にしろ)すら見たことがないのだしその天才性(?)は話にきくしかないのだけれど、読んでみると「哀れ」を感じてしまうのだがこれでいいのだろうか?文中よりひくと、 「翼を持ったものには腕がないー腕があるものには翼がない、それがこの地上の鉄則なのだ」 つまり「翼」=天才的なバレエの才能、を持つ彼は、「腕」=世間的な常識や世間とうまく付き合ってゆくすべ、をもたないということ。モーツァルトの悲劇にも通じるようなこの話、哀しく感じました。 「突撃!昨日のばんごはん」 ・焼肉 ・サラダ ・アサリの味噌汁 今回サラダはスライス・アーモンドトッピングしてみました。何とか目先を変えて子どもにも食べさせないと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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