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カテゴリ:さ(ざ)
食のエッセイ…といえばそうなんだけれどいわゆるグルメな話ではなく、また「B級グルメ」でもない作者独特の視線から見られているところがうれしい。
たとえば「うどん」に関する東西の違い。 普通、「関東のうどんは色が真っ黒で…」とか「うどんはさぬき(あるいは稲庭、水沢etc)に限る!」のような話題になるとおもうのだが、作者の場合はそうはいかない。 「マロニーちゃん」という章で書かれているのだが、関東人の彼女には「飴ちゃん」「お芋さん」「おうどん」のような関西風の言い回しは奇妙に聞こえると言う。私なんかは関西文化圏(おおげさ)出身だから、「おうどん」は「おうどん」であって、それは「お+うどん」ではなく「おうどん」という一語であるかのように発音しているのだけれど。(で、「ど」にアクセントがあるのね)もちろん「きつねうどん」はきつねうどんであって「おきつねうどん」とか「きつねおうどん」ではないのだけれど(笑)「今日はあんましお腹空いてへんから、おうどんにしとこか」っていうように、「うどん」全般について話すときは「おうどん」だよな。(しかし妙な例文だ(^^ゞ) う~ん、日本語って難しい、というか文化をわかりあうのって大変ね、と思った章でした。 食のほそみち 「突撃!昨日のばんごはん」 ・筑前煮 ・温野菜のサラダ(二色アスパラ、ブロッコリー、アルファルファ) ・納豆 ・白菜と大根の味噌汁 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.03.24 23:21:26
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