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カテゴリ:か(が)
医学ミステリーと言えばまずはロビン・クックの名があがってくるだろうが、(日本では渡辺淳一かなぁ?)この本もなかなかすごい。作者自身が医師(この話の主人公と同じく黒人女医)なのだそうだが、医術に関する描写はさすがにリアル。そういうの苦手な人にはちょっときついかも。
主人公・レイが勤務する病院のすぐそばにあるバースセンター。ちょっと日本と医療制度が違うからわかりにくいんだけど、そのバースセンターでは正常な自然出産のみを扱う、ということになっている。(帝王切開とかしてはいけないのだそうだ)で、難しい出産のばあいはレイの病院で、とまあ、「住み分けて」いたんだけど、自然出産だと思っててもその途中で…ってことはままあることで。そうなってしまうと、彼女の病院の方へ搬送されてくることになる。しかしどうもこのところ、そうやって運ばれてくる患者に、異常が多い…というのが事の発端。アメリカの保険制度とか、病院経営なんかは日本と違うのだろうけど、充分、読ませる本だと思う。 (私がこういう系の本が好きなこともあるだろうけど。前述のロビン・クックはお気に入りの作家の一人でもあるし) 「突撃!昨日のばんごはん」 ・カレーライス ・サラダ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.03.09 19:38:00
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