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脚本家として知られる野沢尚だが(実際あんまし彼のドラマ見てないんだけど)小説も秀逸。
某宗教団体(あの団体を彷彿とさせる)の教祖の判決の下りた日の爆弾テロで事件は始まる。語り手が見ていない事まで描いている手法は賛否あるだろうが、事件の真ん中にいる語り手がある意味「神の視点」で語っていることに違和感がないのはうまい。畳み掛けるようにぐいぐいとラストまでひっぱっていくのはさすがである。 …惜しい人を亡くしたものだ。 魔笛 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.02.03 14:48:09
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