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山田正紀って、SF冒険秘境探検モノを書くひとだと思ってたんだけど、なかなか守備範囲の広い作家さんだったんだなぁ。
切れ味のいい短編集。「猫を憎む」「鳥のいない鳥籠」はどこかで読んだような内容だが、表題作、「獣の群れ」はいい。マイベストは「近くて遠い旅」懐かしさと切なさといった印象で好きだ。 京都蜂供養 ちなみに個人的メモ 「鮫祭礼」…成人儀式は鮫との戦い 「猫を憎む」…赤ちゃんと猫は同じ部屋に入れないようにってホント? 「モアイ」…深海の秘密 「鳥のいない鳥籠」…ある意味籠の鳥 「京都蜂供養」…秦氏とか蜂占いとか 「転げ落ちる」…上っているのか転がっているのか 「いけにえの空」…そういう運命ってやだ 「獣の群れ」…痴漢冤罪話というか世代の差と言うか、異邦人 「近くて遠い旅」…ドライなような冷たいような、でもせつない お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.01.13 21:37:12
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