1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター (五十嵐貴久)
「1985年の奇跡」からの10年毎シリーズ?「2005年のロケットボーイズ」もあるし。あと、「2010年の殺人」もあるのだけれど、これは10年間隔じゃないなぁ。 (これ、よく見たら「五十嵐均」さんの本でした。並んでたからついうっかり…)主役が40代主婦というのは読者を選ぶかもしれないが私にはおもしろかった。Deep purpleといえばこの曲、と言った印象で自分にも思い出のある曲なので昔に?浸りながら読んだ。リアルタイムでこの曲が流行ったころは小学生だったんだけど(だから洋楽にあまり関心が無かった)中学で、ピアノの弾ける男の子が音楽室でよくこの曲を弾いていた。(ギターで、でないところがいかにも中学生でミソ)懐かしい!キャラ(奔放・堅実・流され型)、展開とも「ありがち」だがこれは「様式美」なのでこれでよし!読後感もいい。1985年ともそろえて、文庫になったら買い、かな。1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター