悠々竹々の写真館
全277件 (277件中 51-100件目)
< 1 2 3 4 5 6 >
雪は幸せすぎて空の上からふわふわと舞い降りてくるのだと少年の頃の記憶
2009.03.01
コメント(0)
春一番来たりて 花は開くか 天神様の境内には 受験生の姿も多く 春一番が過ぎて 花は咲いたか 枝垂れの梅は 薄桃に染め
2009.02.14
久しぶりに訪れた街は 新しいマンションが建ち アーケードは取り壊され 街は新しい時代へと動いていた
2009.02.11
柔らかい日差しの中 強い北風に吹かれながら 濃いピンクの花々は 未だ浅い春を告げる
2009.02.08
静まり返った夜の境内 凍り付いた空気の向こう 冬枯れの枝が伸びた先に 見え隠れする月一滴
2009.02.07
節分後の最初の午の日 赤と白の鏡餅と 太鼓を叩いて護摩木を焚いて 鳥居の中を廻って廻って
2009.02.06
世界同時不況と言うけれど 世界的な戦争とか 農作物の不作とか 何が起きたわけではなく 数字の上の資産がはじけて 不況の渦が廻り始めて せめて幸運を掴もうと まるで救いを求めるように
2009.02.05
ずっと昔 字のない絵本で見た 動物たちが 汽車に乗って 途中煤だらけになりながら お花見に行って みんなで楽しそうに食べていた 幼き頃の憧れ 遠い日の思い出
2009.02.01
逝ってしまった人に 何が出来るわけでもなく 語り合うことも 喧嘩することも 謝ることも 昇り来る来迎を ただ 眺めつつ良きことも そうでないことも 学びし事を実践するのみであると
2009.01.27
真冬の澄んだ夕空の遠き彼方に日は落ちて赤と青との境目に微かに写る富士の影
2009.01.25
コメント(2)
夜になって気温も上がり乾燥した空気に湿り気が戻る桜でも咲きそうな夜にこのまま春にならないかと歩く
2009.01.22
「蝋梅?」 『…驚きうろたえる様子』 そんな会話をしてから 幾年月 今年も 相も変わらず咲き誇る 黄色い花
2009.01.18
12月 土曜日 午後3時 傾いた太陽から 黄色い光が射し込む もう すっかり冬だ ゆるい北風の中 ゆっくりと公園を歩く
2008.12.20
昨日までの長雨が去り久しぶりに晴れた朝はもう 秋の光涼しく乾いた風の中で
2008.10.02
人々の笑顔が暖かい小さな町魚がおいしい港町満天の星空と夕焼けがきれいな町もっとここにいたいと 思った
2008.09.25
光る空轟く雷鳴わき上がる入道雲その向こうの夕暮れ
2008.08.29
青々とした蓮の葉その上で風に揺られてゆらゆらと転がる水の雫
2008.08.27
遠く町並みを見下ろして青々とした葉を茂らせて大きく実った凸凹の身を蔓に吊られて収穫を待つ
2008.08.26
苔生した庭に真夏の木漏れ日風の音と蝉の声と何処からか線香の香り
2008.08.16
真夏の昼下がり人影のない横町降り注ぐ強い日差しと鳴り響く蝉の声と
2008.08.14
朝から真夏の猛暑強い日差しに膨れ上がる入道雲やがてくる強風と激しい雷雨きっともう梅雨明けも近い
2008.07.12
今年最初の真夏日夕暮れの深い青の空には夕日で浮かび上がる入道雲雑踏と微かに蝉の声
2008.07.04
夜が明けて薄雲の下動き始めた朝の街未だ人通りも疎ら
2008.07.01
例年より1週間ほど早い梅雨入りしとしとと降り続く雨大きく広げた葉の陰に隠れそれでも水を滴らせる薄桃色の花
2008.06.09
下町の金魚屋夕暮れの店先薄く灯った軒先の明かり水槽の中を泳ぐ金魚たち
2008.06.08
梅雨の合間雨と雨の合間黄色い花の中に埋もれせっせと働く一匹の蜜蜂
2008.06.07
リトマス試験紙は酸性だと赤 アルカリ性だと青紫陽花の花は酸性だと青 アルカリ性だと赤
2008.06.05
連休が明け、再び動き始めた街ふと見上げたその先に1ヶ月前、咲き誇っていた桜の後にはたわわに実った真っ赤な果実
2008.05.09
芽吹いたばかりの新緑咲き誇る花壇のチューリップも公園のベンチもみんな強く降り続く雨の中
2008.05.03
春を謳歌した桜の花も四月の風に軽やかに舞い日暮れて湿った空気を螻蛄の声がどこまでも震わす
2008.04.18
ある晴れた午後満開の桜は吹く風にその身を任せ坂の上に緩やかに舞い積みそこには仮初めの桜色の世界
2008.04.04
冬の間枯れたように枝だけだった我が家の藤今、季節が来てしっかりと新しい生命が芽吹いた
2008.03.29
満開の白木蓮の花の下散りばめられた白い花弁微かな風にさざめき舞うも春の日を浴び咲き誇れ
2008.03.25
それはおおきな街にあるおおきなおおきな公園のいちばん奥の片隅に満開の花を咲かせていた
2008.03.24
木蓮を見に出かけたいつか見たおおきなおおきな白木蓮暖かな春の陽気に誘われて
2008.03.23
暖かな日差しに誘われてぎゅっと蕾んだ蕾も膨らみ次々と開く薄桃色の花可憐で静かな春の精
2008.03.19
今にも開きそうな濃桃色の幾多の花春の午後の光のなかで優しく風に揺れている
2008.03.18
それまはるでハーメルンの笛吹きのように子供たちを惹き付けて飛び出すシャボンは音符のように春の午後の光のなかに躍り出す
2008.03.17
気温はぐんぐん上がり4月下旬の陽気とか傾いた早春の日差しに咲き誇る白梅紅梅枝垂れ梅
2008.03.16
コメント(4)
朝から降り続ける雨にずぶ濡れになりながら夜もまた歩く雨の街何故か少しだけ寒くない
2008.03.14
二十四節気の啓蟄を過ぎ寒い空気と暖かい空気が引き起こす春雷この雨があがるとやがてくる春分 そして 春
2008.03.07
昨日からの強風は暴風に変わり砂塵を巻き上げる風塵に昨日のポカポカ陽気は春一番を呼びまた北風に変わり春は未だ先
2008.02.24
春を思わせる日差し心地よい風高層ビルのこの街にもまた花が開く
2008.02.23
42.195キロ 走りきったランナーたちに ”がんばったね”応援してくれた沿道の人たちに サポートしてくれたボランティアの人たちに ”ありがとう”そして…また、来年!
2008.02.22
緩やかな日差しと冷たい空気賑やかな沿道の応援と大勢のボランティア遙かなる道程駆け抜ける幾万人のランナーたち
2008.02.17
今は未だ人影も疎らなこの場所に幾万人の人が集まり紙吹雪舞う中 号砲とともに一斉に走り出す今年も いよいよ2日後
2008.02.15
穏やかな冬の日小春日和の木陰駅の脇の植え込みでひらひらと舞い咲く
2008.02.11
小春日和軒先に下げた果物を辺りをきょろきょろしながらついばむ一羽のメジロ
2008.01.27
朝降り出した雪に心躍り昼前に変わった雨に落胆し夕映えの雨上がりの道を歩いて帰った少年の頃
2008.01.23
あの日一緒に見たこの花も今は思い出冬の陽射しのなかで静かに優しく揺れている
2008.01.21