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カテゴリ:小中学生の学習支援
筆箱の蓋が糊でベタベタになってしまったので、
『うわー、べとべとだね。これ、どうしようか。』 すると、ついた糊を定規で削り落とそうとしたが、なかなかべとついて取れない。 私も削るのを手伝ってあげた。 ノートについた糊は、ティッシュで拭った。 どうにか削り落としたが、まだ完全には取れないので、教科書やノートが つかないように脇で見張った。 次の授業では、また鉛筆の芯を折ろうとし始めた。 数本あったが、これを折るとあと1本しかなくなってしまう。 そこで、芯を折るのをやめさせようとしたが、拒否された。 『いやっ!』 『うーん。字が書けなくなっちゃうよ。』 『・・・』 『それ、先生に頂戴。』 すると、鉛筆をポーンと黒板に向かって投げた。 私はあわてて目立たないようにして拾った。 先生は黙って何も言わなかった。 いちいち気にしていたら、授業が中断してしまうからだと思う。 拾った鉛筆を机に戻すと、彼はもう一本の鉛筆を取り出して、 チャンチャンバラバラのように、2本の鉛筆で遊びだした。 目が鉛筆に集中していたが、なんとキラキラ輝いていることだろう、と思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.03.26 13:44:42
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