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漢代の墳墓が出土。動物などの壁画も確認―安徽省宿州市
4月5日13時27分配信 Record China

2007年4月3日、安徽省宿州市蕭県文物管理部門は蕭県丁里村から墳墓が発掘されたことを発表した。。

この墳墓は漢代後期のものと見られている。規模が大きく、内部には計4部屋の墓室と2つのホールがある。墳墓の石壁には図案が大量に彫刻されている。保存状態も良好だ。図案は「吉祥瑞獣」（龍や鳳凰に代表される縁起のいい動物）や「百戯図」など。

発掘した県文物管理部門の担当者は、東漢から晋代の歴史・文化・芸術を知るための貴重な資料になるとコメントしている。（翻訳/編集・高口康太）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070405-00000014-rcdc-cn


歴史的な資料の発見がまだまだこれからも期待できると思われる中国ですが、漢代の墳墓が出土したとか。
安徽省は歴史ある古民家がたくさん残っている場所だそうで、民居の世界遺産にはじめて登録された場所もあるようです。（参考）

まだこれからも様々な歴史的発見、研究が期待できるでしょうね。楽しみです。

ところで墳墓の発掘で壁画と耳にすると、日本の飛鳥の古墳のことを思い出さずにはいられません。
日本のように貴重な歴史的遺産を発掘し、甘い管理のために無にしてしまうような事はないとは思いますが、こうした遺産が急激な中国の経済成長の犠牲になったりしないよう祈ってしまいます。

それにしても「石室の解体」・・とても心配です。
人があばいてしまった為にあのようになってしまったというのは、複雑な気持ちになります。