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テーマ:運動中の怪我について(50)
カテゴリ:怪我~復帰まで
試合中、不慮の事故により前十字靭帯を完全断裂してしまいました 不慮の事故というのは、空手の試合中、右ミドルを蹴ったときに畳がズレてしまい、左の指が畳にハマり、ロックされた状態で蹴ったため、軸足である左足が捻れたために起こりました。 (10年程前に、柔道の稽古中、右足の内側靭帯が完全断裂し、こちらも手術をしました。内側の場合、怪我から約10日以内に手術をしないといけないそうです。大内刈りをかけたときに、足が挟まれ捻れてしまったんです。ゴキッという音がしてものすごい痛みにうずくまり、脂汗が流れました。15分くらいで痛みがだいぶおさまりましたが、歩いたり走ったりすると膝が抜ける感覚がありました。亜脱臼のような感覚です。膝がガクッとはずれてまた元に戻る。痛みがなかったため、捻挫だと思いこんでいたのですが、親に検査を受けるように言われ、内側靭帯断裂と診断され、すぐ入院翌日手術となりました。) 瞬間、音はしなかったように思います。ですがやはり膝がカクンとなり、自分でも切れた!と思いました。しかし痛みはまったくなし(前十字は内側と違って神経が集中していないため、内側ほど痛みを感じないことがあるようです)。試合を続行したのですがしばらくまったく力が入りません。足を地面につけてもカクンと膝が折れてしまうのです。 結局ドクターストップがかかってしまい、その場にいたドクター(整形外科)に診ていただきました。 触診では靭帯が伸びてるかもしれないということでした。 次にうちの流派の他支部のスポーツトレーナーの方が聞きつけて来てくださり、触診の結果なんともない、と。。 軽くテーピングしてもらい、アイシングしました。 腫れも痛みもありません。普通に歩けます 翌日、ものすごい腫れ、痛みでまったく足が動かせなくなりました。 本当ならすぐ整形に行くのですが、支部長は医者嫌い勝手にカイロプラクティックに予約を入れてしまいました。カイロの先生はプロ野球選手のトレーナーをされてた方で、道場内でも頼って行く人がすごく多いんです。ですので私も1度診てもらうことにしました。触診ではやはり問題なし。軽くほぐしてもらってかなりラクになり、しばらく通いました。 だいぶよくなり、怪我から2ヶ月後、試合に出るため念のため整形でMRI検査を受けました。このときも触診では問題なしと2人の先生に診断されてます。 ところがここでMRIにより完全断裂の診断をされます。 迷わず早く整形外科にかかるべきでした。 それでもどうしても諦めたくない試合だったため、テーピングをして突きとローのみに限定してなんとか優勝。逆に限定したのが良かったんだと思います。 これがまた良くなかった。。もしかしたら手術しなくてもなんとかやっていけるかもと思ってしまいました。 前十字の場合、日常生活には支障ないんです。ですので普通に運動をしない人であれば、切れたまま生活してる人も多いんです。ですので、私もしばらく様子を見つつそのまま稽古を続けました。今は突きと右ローしか使えませんが、少しずつ良くなれば他の技も広げていけると思いました。 普段はまったく普通です。走れるし、跳べるし、ヒールも履くし何の問題もありません。 猛ダッシュとか、高いとこからのジャンプはちょっと怖かったかな。 その他、道場のイザコザなんかで手術に踏み切れずにいました。 そして、次の試合、ボロ負け。 道場でもどんどん調子悪くなり、時々膝がはずれると激痛にうずくまり、良くなるどころか相変わらず突きとローしか使えず、悪くなる一方だったためようやく手術に踏み切りました。 このあと、紹介状を書いてもらうため、別の整形に行ったのですが、ここでも問題なしと診断されてしまいます。 最初からちゃんと専門の先生に診てもらうべきでした。 というわけで入院1日目は、 AM11:00~ 整形外来 麻酔外来→病室へ お昼から、松葉杖のサイズ合わせ、練習を少ししました。 以前1度やってるので2、3歩歩いてすぐOKがでました。 手術前だと眠れない人も多いらしく、薬を出すか聞かれましたが、薬なしで爆睡 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年06月03日 15時12分59秒
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