|
カテゴリ:こどもとおでかけ
お墓は香川県、瀬戸内海に浮かぶちいさな島にある。 コンビニどころか、お店も食堂もない。 波の音しか聞こえないちいさなちいさな島である。 夫の祖父母の代から大阪市内に居を構えているのだが、 三代前、大正時代あたりまではこの島に暮らしていたそうだ。 亡くなった祖父母や、義父は、疎開などでこの島に住み、 この島の素晴らしさを知り、愛してやまなかった。 墓は動かさず、先祖と共にここに眠ることを希望したそうだ。 前の日に車で4時間走り、翌早朝のフェリーで1時間弱。 娘は父母&祖母との長旅に大興奮で、車内でもフェリーでも大はしゃぎ。 泊まりは『ニューレオマワールド』にしてみた。 おもちゃ王国や動物園、昆虫館など、 子どもパラダイスなアミューズメントに加えて、 『レオマの森』という、本格SPAリゾートがあり、 これが、なかなか居心地のいいところで大満足だった。 (まだ別にUP予定) 香川県といえば、なんといっても讃岐うどん!! これしかないけど、これが最高!! ユースケ・サンタマリア主演で映画もできるとか…。 前はよく名店巡りで、1日に何杯も食べ、 名著『おそさぬ』(恐るべき讃岐うどん)に 感想を書き込みしていたものだ。 今回はちょうど『宮武』の前を通るので、 「お昼は宮武~」と楽しみにしていたのだが、 着いてみるとなんと長蛇の列!! 35度を超える炎天下の中で!?…である。 娘も高齢の義母もいるので、無理はやめやめ~。 しかたなく近くの『灸まん』に入る。 娘にはDNAにうどん好きが刷り込まれている。 つるつると美味しそうによく食べる姿を 微笑ましく目を細めてみまもる父母&祖母。 SPA『レオマの森』でプール&温泉を満喫した翌早朝、 いよいよフェリーで島に渡る。 梅雨明前だというのに、よく晴れた気持ちのいい夏の1日だった。 お墓は、港からさらに島の裏側まで車で走る。 港付近は海水浴場があり、 丸亀市内からの海水浴客でにぎわって……ないけど、 まあ、一応何組かの家族連れがいたのだが、 島の裏側はホントにホントに何もない!!! ちいさな集落はあるのだが、人にあったことがない。 墓前の砂浜はまさにプライベートビーチ!! こんなに贅沢なことってある!? ここ全部、娘ひとりで遊んでいいの? 娘は、トンボを追いかけ、蟹を追いかけ、 貝殻をひろって、白い砂で遊び……。 なんだかもう……満喫しすぎてお腹いっぱい。 今後も毎年一度だけの貴重な体験になりそうだ。 帰りは丸亀市内の活魚割烹『一徳』で昼ご飯。 ここはホントにオススメなんで、 行く機会のある人はメモしてください!!…って 丸亀って行く機会ないよなぁ…。 瀬戸内海の魚を料理してくれるのだが、 もう!! どれもこれも絶品!! 特に特産『チヌ』黒鯛の一種?の塩焼きは最高!! 泳いでるのを捕まえて焼いてくれる。 価格も幅広くて、ランチは千円以下からある。 『お造り御膳』千円はスゴイ!! 最高のお造りと、天ぷら盛り合わせ(海老天2尾付) 手の込んだ突き出し3種( 冬瓜とエビの炊きものとか…激ウマ) 茶わん蒸し、潮汁……などで「え?これ千円!?」である。 大阪市内なら3千円くらいで、こんなに美味しくないだろう。 去年はGWに行って、晩ご飯に旬の魚を堪能した。 娘はまだ10ヶ月で、そろそろ本気で離乳食を…と思ってた頃。 いきなりチヌ飯を手づかみで食べだし、 半分くらい食べてしまったのを覚えている。 それから、離乳食はすっとばして、 玄米入りご飯を食べるようになったっけ……。 これからも毎年、こんなふうに、去年はこうだった…と 思い出を刻むんだねぇ。楽しみ。 帰りは遊び疲れて、大阪までノンストップで爆睡。 たのしかったね。また来年だね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 18, 2006 12:27:31 AM
[こどもとおでかけ] カテゴリの最新記事
|
|