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カテゴリ:こどもとおでかけ
夫が昔、釣り客として来たことがあるという 『いたや旅館』という古くてちいさな旅館。 すぐ目の前が『阿納海水浴場』で、裸足で行ける。 海から旅館のお風呂に直行できるようになっており、 この上なく便利だった。 見事なまでに大きな松の木が、砂浜に日陰を作っている。 海水浴場はとてもちいさくて静かで、 子ども連れにはピッタリ。 水もとてもきれいで澄みきっており、 ちいさな魚が泳いでいた。 東向きなので、早朝から泳げるし、 午後になると砂浜に日陰ができて涼しい。 一日中のんびりとしていられる。 あちこちで赤ちゃんがスヤスヤねむっていた。 娘も大喜びで、はしゃぎまわった。 浮き島から飛び込みたいと言ってダダこねたり、 砂浜できれいな石を集めたり…。 母も不思議な模様の石をひろった。 おそら割れた茶碗のカケラが、 波に洗われて丸くなったものだと思う。 たのしい。 旅館は朝10時にチェックインできて、 翌日チェックアウト後も施設利用できるし、 予約すれば昼食も用意してくれるので、 一泊でも丸二日遊べる。 ここのお風呂は、ガラス張りになっていて、 景色が素晴らしい。 朝五時に風呂にはいったら、 真正面の海から朝日があがって来てビックリ!! 絵に描いたような美しい朝日の海だった。 かなり古く純和風の作りなのだけれど、 余計な改装をしないで、古いまんま 丁寧に使っている感じが好感をもてた。 すりへった床板が素足に気持ちいい。 食事は海の幸をふんだんに…というか、 野菜がほとんどないメニューだったけど、 とても美味しくて感激!! よほど素材がいいのだろう。 アワビやサザエを堪能した。 この旅館討弌¬噂鼻!? ぽい感覚で、 チェックインの時には、誰も出て来てくれないし、 「部屋はあそこです」とにこやかに言われただけで、 案内もなければ、お茶もいれてもらえず、 食事が何時にどこなのか、風呂はどこなのかも わからない状態で笑ってしまった。 食事の時に子供用の茶わんも出してもらえない サービスの悪さだけれど、 何事もこちらから言えば、快く応対してくれる。 かゆいとこに手が届かないのだけれど、 言えば気持ち良くかいてくれるし、 自分でかくからかまわないし、 ほうっておいてほしいタイプの客なら気にならない。 むしろ気が楽だった。 翌日は、小浜市内のフィッシャーマンズワーフから 蘇洞門めぐりの観光船に乗ってみた。 きれいだったけど、一人2千円ってほどじゃない。 景色よりも船内のナレーションの方がおもしろかった。 小浜は昔から外交の港だったようだ。 世界各国から京都、奈良へと続く道である。 お昼はしぶい老舗の店で 名物の鯖料理を堪能する予定だったが、 娘が暑さのせいか、ひどく興奮しており、 ダダこねカウントダウンが始まったので、 フィッシャーマンズワーフで済ませた。 これが意外にも大ヒットで、 『小浜ラーメン』というのが絶品。 魚のダシのあっさり醤油に、太いちぢれ麺。 鯖寿司とともに美味しかった~。 昼過ぎに急いで車に乗って帰路につく。 娘は大泣きしてからコテンと眠ってしまい、 大阪まで爆睡。起きなかった。 よほど疲れたのかなぁ。 すごくたのしかったね。 でも、遠いね~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 9, 2006 09:17:11 PM
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