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カテゴリ:絵本とおはなし
満月である。
今(9時半)は雨が降って見えないけれど、 8時前は薄い雲の間を見えかくれしていた。 とっても清々しく、まぶしく輝くお月様だった。 いつもは、リビングの床に座って見ているのだが、 今日はみあたらなかった。 「ママ、おちゅさま(お月様)あった?」 「ないね~。雲にかくれちゃったかな?」 「ないね~」 「ママ、お月様探して来るね」 「うん、がんばってね~」 この頃の言葉の発達には目をみはるものがある。 ちゃんと会話成立していることや、 母ひとりベランダに出るといつも怒りまくるのに、 お月様を探してもらうためには、 我慢している…ということなど、 いろんなことがわかってきているのだなぁ…。 お月様はちゃんとあった。 寝室のベッドの上が観月のベストポイントだった。 そして『おつきさまこんばんわ』と まったく同じ状況。 雲にかくれては浮かぶまんまるの明るいお月様。 母子で大喜びした。 もう娘が暗記してしまうくらい何度も何度も 読まされた本のセリフを暗唱する。 それでも、あまりに美しく神秘的な光に魅せられて ふたりともすっかり黙り込んでしまった。 寝転んだままじーーーーっと月を眺める母子。 15分くらい身じろぎもせず見ていたようだ。 そのうち、くるっと寝返りをうって、 スヤスヤと寝息をたてる娘。 おやすみなさい、おつきさま。 おやすみなさい、Rちゃん。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 8, 2006 09:59:12 PM
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