cafe de zazie

神戸方面に行ったので『王子動物園』にも寄った。

移動動物園の記憶も、まだ新鮮なので、
もっと日をあけてから…とは思ったが、
明日から天気は崩れそうだし、
他に遊ばせられるところも思い浮かばず、行くことに。

いきなり娘の大好きなぞうさんから。

………あれ？無視？
無言でうろうろ歩き回っては、
ちらっと見るも「ぞうさん…」とつぶやくだけ。

あまりのでかさ、リアルさに、
もうすでに胸いっぱい？
後でキリンの前でも同じ反応だったので、
大きすぎるのはまだ受け入れがたいのかも？

眠かったのもあったのか
ゴキゲン最悪で、ゴネまくる。

「何か食べたい」というので、
「売店に買いに行こう」と言うと
「イヤ、ぞうさん見る」
「じゃママ行って来るね」
「イヤ、一緒に行く」

途中にパンダ舎があったので、
「パンダみる」
ちょうど外で遊んでてくれて
とてもいいところが見られた。
これにはさすがに大喜び。

「じゃ売店いこう」
「イヤ、トーマスに乗る」
「ぞうさんのほうが楽しいよ」
「ぞうさんイヤ!!」
「お腹すいたでしょ？ぞうさん前で食べようよ」
「いらなーーーい!!」絶叫。
しかたなくアンパンマン列車に乗る。
娘、思わぬ初遊園地体験。

「おなか空いた!!」と娘。
「じゃごはん食べよう」
ぞうさん前に持って行くと
ぶらぶら歩きながら見ている。
「座ってごはん食べよう」
「イヤ!! おなか空いてない」
「…………」

動物園ではずっとこんな感じで
２歳児の権利行使しっぱなし。
「イヤ!」が仕事とはいえ、
父母ふたりがかりでも疲れる～。

それでも、パンダはいいとこ見れたし、
ウサギを抱っこできたし、
至近距離でリスやら、カワウソやら
見られて大喜びだった。

「たのしかったねーー」笑う娘に、
「今日動物園で何を見た？」と聞くと
「アンパンマン!!!」
………。
「ほ、他にも見たね～。何だった？」
「……トーマス？」

「そ、そうやね。トーマスにも乗ったね。
動物さんもいっぱいいなかった？」

「動物さんはいなかったよぅ～」

………。(^∀^;)
ははははははは。

こどもの反応を理想化するベカラズ。