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カテゴリ:絵本とおはなし
『世界のだっことおんぶの絵本
~だっこされて育つ赤ちゃんの一日~』 著者:エメリー・バーナード /ドゥルガ・バーナード 出版社:メディカ出版 ISBN:4840418357 1,600円 『世界中、どこでも、赤ちゃんはお母さんに しっかりとだっこされているのが大好きです。 そして両親は、仕事や楽しみのため、 両手をあけておかなければなりません。 文化の異なるさまざまな地域で、 人びとはどんなふうに赤ちゃんを だっこしているのでしょう? ブラジルの熱帯雨林では? サハラ砂漠のオアシスでは? パプアニューギニアの海辺では? 北極の凍った入り江では? ネパールの山麓では? 赤ちゃんたちはどんなふうにだっこ、 あるいはおんぶされているのでしょう? 本書は、その答えを見つけることのできる世界一周旅行へと、 子どもたちを連れ出す絵本です』 ……amazon 商品説明より 最近の娘の大のお気に入りはこれ!! 寝る前は必ず「だっことおんぶ~!!」 『自然育児友の会』のチラシで見て、 すぐに図書館で予約してみたら 親子でハマってしまった。 幼児向けではない。小学生?おとな? 文章も多いし、ルビありだけど漢字もある。 かなり長い文章を、じーっと絵をみながら聞いている。 わかっているのか、いないのか? 細かい部分は、母の声が音楽に聞こえているんだろうけど、 とても優しいタッチの絵を隅々まで見ているようだ。 お気に入りの赤ちゃんもいる。 「おじーちゃんとボンゴ読んで」とリクエストされる。 西アフリカで、おじいちゃんにスリングで抱かれて、 狩りに連れていってもらう赤ちゃんボンゴが大好き。 最後まで読んでいると、かなり長いので、 眠ってしまうことも多い。 ウォルドルフ人形をおんぶして遊ぶのは もともと大好きだったけれど、 これを読みはじめてから、おもしろい変化が…。 ゴミ出しとか、お掃除とか、 母の家事手伝いごっこをする時は、 必ず「あ、おんぶ!!」と言って、 働く時は、お人形をおんぶしなけりゃいけない と思っているみたい。(^∀^) 大人がよんでも優しい気持ちになる本だ。 いろんな民族のだっこと仕事、生活風景がよくわかる。 民族もの大好きな私のためにも持っていたい本だ。 赤ちゃんはだっこやおんぶで、 家族にくっついて、どこにでも連れていってもらえ、 いろんな仕事を見せてもらえるんだねぇ。 先進国がなくしてしまった、当たり前の幸せな風景。 残念ながら日本のはなかったけれど、 昔の日本のねんねこの中の赤ちゃんや、 井戸端会議の奥さんも素敵だったんですよ…と言いたい。 万博記念公園にある国立民俗博物館にも 絵本図書館のコーナーがあって、 このような絵本がたくさん置いてある。 また行ってみたいな…と思った。 ぽあぽあマリアちゃんをおんぶして、 お弁当を作っている娘。 「忙しい」んだそうだ。↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 12, 2006 12:34:31 AM
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