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カテゴリ:絵本とおはなし
クリスマスもお正月も終わって、 絵本棚も冬バージョンに変わりました。 『ぼうし』ジャン・ブレット /松井るり子 ほるぷ出版 2005年12月発行 ISBN:4593504465 1,365 円 はりねずみが、影干ししていた毛糸の靴下に 頭を入れたらぬけなくなりました。 他の動物たちに笑われるのですが、 「ぼうしなんだ」と言い張ります。 みんなも帽子が欲しくなってきました。 絵がものすごくきれいです。 こんなにていねいな絵は外国本ならでは…と思います。 枠のようなものの中に描いてあるのですが、 枠の上には洗濯物がひとつずつ無くなっている様子、 左側は女の子のリサが今何をしているか、 右側は次に出会う動物…が描いてあります。 とても働き者のリサ。 冬になったので、セーターやぼうし、靴下… 手編みの防寒着を箱からだして干すのです。 それらの物がとっても可愛い!! あったかそうで、丁寧に編まれた逸品なのです。 これ欲しいよぅ。 春にはまた大切に箱にしまうのでしょうね。 なんて素敵な女の子でしょう。 ていねいに暮らしに憧れてしまいます。 『ふゆのひのおくりもの』ポール・フランソワ /ゲルダ・ミュラー パロル舎 2003年12月発行 ISBN:4894192810 997 円 ボローニャ国際絵本原画展で見て、一目惚れして買いました。 絵が可愛らしい!! 各々動物のおうちも可愛いので、積み木でマネしたら大ウケです。 細かいパーツは羊毛で作ります。 母もたのしい!! ものがたりは、ほのぼのですが、 繰り返しがキツすぎて、読む方は少々疲れます。 こどもは繰り返しが大好きだと言いますが、 母にはちょっと…しつこすぎる。 しんどさや、いい加減さが伝わるのはマズイので、 つらくない程度に省いて読んでます。 さがしてあそぼう冬ものがたり ロートラウト・スザンネ ベルナー (著), Rotraut Susanne Berner (原著) ひくまの出版 (2005/10) ASIN: 4893173413 2,520円 文字がなく、たくさんの街の人々が描かれているのですが、 ページをめくる度に各々のストーリーが発展します。 この猫、誰の猫? パパはいったいどこへ行くの? 財布落とした!! 女の子が拾った!! この部屋は誰の部屋かな? ……とても楽しいです。 ふたりで「この人どうなったかな?」と 何度も何度も、いつまでもページをめくります。 遊び相手になるのが少ししんどい時でも ついつい引き込まれます。 二歳の今でも、ひとりでも見てますが、 もっと大きくなってからも、 違う発見ができていいと思います。 少し高価なので、図書館で借りました。 毎年借りてあげたいです。 が、どの季節も予約でいっぱい。 『あきものがたり』は、借りられず 冬になってしまったのでキャンセルしました。 早めに予約しなくちゃね。 図書館で借りて、母娘で気に入ったので購入予定。 でも、今年は買い過ぎたので来年のおたのしみ。 『いったでしょ』五味太郎 私が「ダメっていったでしょ!!」と叱る言い方を 娘がマネしてしまい、反省しきり。 この絵本のママの優しい「いったでしょ」をすりこんで、 なんとか修復をはかっています。 『みんなうんち』五味太郎 母と娘の性格をかんがみると、うちの場合は トイレトレーニングはしないほうがよいと思ってるのですが、 うんちを楽しくするのはいいことだと思いました。 五味さんの昔の絵が新鮮。こっちの方が好きです。 図書館で借りたら、古すぎてボロボロでした。 最近は、ものがたりが 楽しめるようになったので、話して聞かせるのも楽しいです。 寝る前に絵本を読んだ後、電気を消して 「むか~しむかしのことじゃった~~」 日本の民話、もっと覚えたい。 節分の前に、鬼のことを教えたいけど、 いい絵本や民話があったら教えてくださ~い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 7, 2007 10:56:01 PM
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