|
カテゴリ:こどもとおでかけ
憧れの天河大弁財天社に、いよいよ訪れてみた。 http://www.tenkawa-jinja.or.jp/top/index.html こじんまりしているが、とても美しい神社だった。 『天河伝説殺人事件』の舞台になった神社だが、 昔から芸能の神様として有名で、美しい能舞台がある。 コンサートや映画祭も催される。 霊的な分野でも有名なところで、 図書館でこんな本をみつけた。 『スーパー・サイキック・スポット 天河』 著者はなんとここの宮司さんである。おもしろい。 普通の神社のように拝むだけではなく、 ぜひ瞑想してみてほしいとのことだった。 許可をとれば能舞台でできるそうだ。 まあ、私はサイキックスポットとしての天河ではなく、 芸能の神様というところに強く惹かれて憧れていた。 ちいさい時から芸事が好きで、 日本舞踊、ジャズダンス、ピアノを習い、演劇部に所属し、 30過ぎてからジャズボーカルをやってた時に ジャズファンクをやってた夫と知り合った。 何事も身に付かなかったけれど、 好きには変わりなく十分楽しんだ。 楽しむばかりだったので、身に付かなかったのかな? 今後も、きっと娘も何かするだろうし、 父母も子育てが落ち着いたらバンド再開する予定だし。 だから…ってことで!! 『諸芸上達守』のお守りと五十鈴の根付けを購入。 でも、おみくじは『凶』。なに~!? (^ー^;) すべてのことは誠意をもってあたらないと叶わないって。 当たり前のことだよね。 おみくじも手書き文字で(不謹慎だけど)粋なかんじ。 お昼ごはんは、天ノ川温泉の『つるや食堂』の 釜飯がおススメと聞いたが、あいにく休みだった。残念。 あまり店も少ないところなので、 神社のそばのログハウスの喫茶店で簡単に食べた。 天河や大峯山、聖地や瞑想、山伏に関する書籍があったり、 エコなお土産や、パワーストーンが売られていて、 なかなか面白い店だった。 お香が焚かれ、ヒーリング音楽がかかっていた。 『江原啓之神紀行 1 伊勢・熊野・奈良』 なんかも置いてあったりして、読ませてもらった。 江原さんは好きだけど、これは評判どおりに中身の薄~い本だった。 天河神社を訪れた時の事が書いてあり、 「弁財天は心優しい神様ですが、興味本位で超常現象を求めて 訪れる人々のことをお怒りでおられます」と。(^∀^;) 帰宅してから『スーパーサイキックスポット天河』を じっくり読み返してみると、 細野晴臣が「天河に行くと、とにかく眠くて寝てばかりいる」 と言っていた。 そういえば、昨晩は8時に寝て、6時に起き、 10時間寝ているにもかかわらず、ずっと眠かった。 娘は起きた時からすでに眠い眠いと言い続け、 車に乗っている時間はすべて爆睡。 帰宅してから、名水豆腐と地酒で一杯…と思ったのに、 ねむくてねむくてたまらず、 家族そろって7時から翌朝7時まで寝てしまった。 そして、宮司さん自らが書いているのだが、 神殿で祝詞をあげると『必ず』風がおこるのだという。 訪れた人ほとんど全員が体験できるという。 そういえば、鳥居をくぐってすぐの処で、 手と口を清めていると、年配の女性がやってきて、 木杓に直接口をつけてうがいをした。 その時突然、神殿の方から強い風が吹き抜けた。 その日は、穏やかでうららかな天気だったので、 これは彼女の行為に神様がお怒りになったのだと 私は勝手に思って、心の中で 「ごめんなさい、彼女を許して下さい」とつぶやいた。 考えたら、ちょうど祝詞をあげている真っ最中だったので、 お怒りになったのではなく、その『神風』だったのかもしれない。 わかんないけど。 最後に…鳥居から後ろを振り返ると、少し離れた場所に、 なんとも雄々しい巨木がたっていた。 樹齢何百年なんだろうか? 複雑に入り組んだ枝が、雷神風神のおどる髪の毛にも見え、 じっとこちらを睨んでいるような感じがした。 近寄りがたすぎて、やりすごし、結局一目見ただけなのだが、 どうしても忘れられない。 天河神社はとてもちいさく、子供が遊ぶ場所はない。 けれど神殿の荘厳な雰囲気は、子供の心をも魅了する。 娘も少しも騒ぐことなく、真剣に見入っていた。 子供が立ち入れるそういう場所は数少ない。 特定な宗教ということではなく、 神秘なものへの畏敬の念が、自然に育ってくれたら…と思う。 ご利益を得るために拝む、という宗教観ではなく、 森羅万象と共に生かされていることへの感謝と敬意。 それを知ることによって得られる生きる喜び。 そういうかたちで、彼女の人生の支えになってくれたらと思う。 神社仏閣を参拝する時、娘には 「いつもお見守り下さりありがとうございます」と言わせてる。 毎週末、夫の実家で、行き帰りに二度仏壇に手をあわせる。 義兄姉の家でも必ず二度線香をあげる。 そのときも同じ文句で感謝する。 今はただわけもわからずに深々と頭を下げる娘。 いずれ「見守ってもらっている」と実感し、 自分はどんな時でもひとりではないんだと思えるはず。 そういう感謝の気持ちがいつも心にあれば、 自殺したり、宗教詐欺にあったり、というのはあり得ないはず。 神秘的な場所に連れていくことで、 彼女の遠い未来への種まきになったらいいな。 それにしても、この辺りは素晴らしい。 近くの天ノ川温泉センター付近の清流で川遊びしたり、 自然探査したり、星を眺めたりするのもいい。 こんなにすてきなことが盛りだくさんで、ワクワクする。 また訪れたい…というよりも、 きっと訪れるのだろうと思う。 ↑ガイアシンフォニー3 天河神社の他に、私の大好きな場所『三内丸山遺跡』が載ってるらしい。 あそこも聖地だったのか!! さっそく図書館に予約予約!! 田口ランディも魅せられているらしい…。 宮下富実夫/メディテーション・ミュージック・天河~五十鈴編 宮下富実夫さんの音楽は全てここに奉納されている。 病気を癒す力があるそうだ。 商品説明『用事の上層完成に重要なのは0~3歳児の間です』って、 ギャグかしら? 幼児の情操感性ね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 13, 2007 11:47:23 PM
[こどもとおでかけ] カテゴリの最新記事
|
|