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カテゴリ:子育て中に楽しむ芸術
今日は母のリフレッシュデー。
実姉とウエスティン大阪でランチの後、 シンフォニーホールでコンサート。 金聖響とオーケストラアンサンブル金沢による 4回連続ブラームス・チクルスの一回目である。 演目は交響曲第1番、ヴァイオリン協奏曲ニ短77、の豪華版。 プラス、大学祝典序曲(深夜ラジオ受験生講座のテーマでおなじみ) コンサートはなんと一年ぶり、オーケストラは去年の正月ぶりだ。 そのときも指揮は金聖響さん。ファンなのか? いいえ、きっとお値段が手ごろで、演目がキャッチーなのでしょう。 あ、でも…金聖響のタクトは、とってもしなやかで美しい。 若くて長身だし、追っかけファンもたくさんいるらしい。 顔がもうちょっと好みだったら、私も追っかけたい。 (ホメてるのか?けなしてるのか?) 新婚さん(嫁は女優のミムラ)のせいか、 去年より艶っぽさが増してて、とてもよかった。 曲もいいよね。役得か?キムさん。 オーケストラアンサンブル金沢も、人気があるらしいのだが、 わりとエモーショナルなボーイングなので、たのしかった。 コントラバス隊が、おっさん四人なのに動きが大きくて、好きだった。 金聖響とOKEとブラームス…とてもドラマチックな組み合わせに思えた。 ヴァイオリン・コンチェルトのソリストは、 シュロモ・ミンツさんとゆーふとっちょのおっさんで、 この人がまた素晴らしい!!!! 日本には言霊という言葉があるけれど、これは音霊…。 魂の宿った音符のひとつひとつが、 このふとっちょさんのちっさいヴァイオリンからいでて、 会場全体を包み込んで、全員の心を捉えたのが見えた気がした。 前の席に座っていたおじいちゃんが、そっと合掌したのを見た時、 私は感動で泣きそうになった。 そうだよね、感謝だよね。すてきなおじいちゃんだなぁ。 一番後ろの真ん中に座っていたので、会場の様子がよくわかった。 拍手喝采!! なりやまず、6、7回出てきてくれた。 うれしかった。おっさんも感激してくれてるようだった。 「大阪だいすき!!」って言われそうだった。 アンコールもやってくれたのだが、これがパガニーニの超技巧曲で、 弾きはじめた時に観客が一瞬ひくのがわかった。 「うまい!!! でも、そーゆーのが聴きたいんじゃなくて!!」 えっと…みんなブラームスが好きで来てるんだからさ~。 もっとなんちゅーかこう…う~ん…。空気読み違っちゃったね。 でも、うまいね。アンコールありがと!! ↓ 実物はふとっちょ。 第一番は、ブラームスが20年かかって作った渾身の大作で、 『のだめ』でも千秋先輩が「一音の無駄もない」と言って、 R★Sオケでやってたね。 CDで聴いてても、その多彩で豪華な音にしびれてはいたのだが、 (R★SオケのCDではなくブラームス:交響曲第1番・第3番@ワルター/NYPだが…) 実際に生で聴いてみるともう!!! 圧巻!!!! クライマックスは豪壮そのもので、鳥肌がたった!! しばらく興奮さめやらず。 姉とふたりで「いや~…」とか「ふ~…」とか言って、 言葉にならずに駅までの道を歩いた。 うううう。よかったぁ。魂が洗われたわ。 やっぱ定期的に行かなきゃだめだわ~。 てことで、このチクルスの四回目も、帰りに購入。 3月なんだけど。 演目はハンガリー舞曲、交響曲第4番。これまた豪華。 たのしみだぁぁぁぁぁぁぁああああああああああ。 ところで、父と娘はおばあちゃんち。 まだ帰ってこないので、しばらくCDでも堪能しとこ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 22, 2007 08:07:44 PM
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