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カテゴリ:子育て中に楽しむ芸術
大阪城公園の西の丸庭園での
大阪フィルによる星空コンサートに行ってきた。 オーケストラによる野外コンサートはめったにないチャンスなので、夫と娘とお友達母子3組とででかけた。 チケット発売開始の3時に行って、あとは開演まで府民の森で遊び、夜には芝生でゴロゴロしながら、コンサート…ああ、のんびりした一日ね~…なんて思っていたのだが、甘過ぎた!!! 3時ちょうどに行ったら、もう長蛇の列!! 強い陽射しの中、小一時間かかってチケットを購入。 昨年の人出は1300人だったそうだ。 そうだよねぇ~。めったにないもんねぇ。500円だし。 終演は8時なので、寝てしまうかもと思い、ベビーカーで行ったのだが、府民の森は思ったよりアップダウンが多くて、ベビーカーではなかなかたどり着けず。 ぐずる子や、寝ちゃった子もでてきたので、そのへんのベンチでひとやすみ。 ハタ!! と気付いたのが「晩ご飯どうしよう!?」 サマーソニックなんかだと、近所のコンビニは棚がからっぽだったりするよねぇ~。 ひと休みもつかの間、混雑する森ノ宮駅周辺に食料調達に。 もうすでにコンビニの棚はからっぽ。 近所のモスバーガーでなんとか調達できた。 ひたすら歩いてコンサート会場入り口まで来たら、またまた長蛇の列!! なんだかくねくね歩いて、やっと入場できた。 はるかかなたのステージだけど、子連れだからね。 気兼ねしない場所を選ぼうということで、ほぼ最後列にレジャーシートを広げた。 モニターもよく見えないけれど、まあいいか。 日も落ちて、月や星がきれいに浮かび、大阪城もきれいにライトアップ。 ちょっと肌寒い夜風が吹いて、いい感じになったころ、ジャジャーーンと始まった。 …音、ちいさっっ!!!! きこえないっっ。 というか、うちのCDのほうが音いいぞ。 なんの臨場感もないじゃーーーないかっ。 がっくし…。(うなだれる母) いや、しゃーないって。(必死になだめる父) うきゃーーー。(踊り出す娘たち) ううううううううううう。 モニターで大植さんの指揮を見てたら、音とかなーーりズレてておかしい。 観客の拍手も波のように前方からうねりとなってここまで届く。 どんだけ遠いねん。 それでも必死で耳をかたむけてボレロを堪能。 初めて生音で聴くボレロ。 最初のほうはやっぱり聴こえなかったけど(CDでも聴こえない)、弦が入り出してからはやっぱり引き込まれた。 クライマックスはやはり興奮した!! 指揮の大植さんも思わず「かっこいい曲だね!!」と言ってたけど、ほんとだねぇ。 いつか必ずホールで聴いてやるぞ。 ヨハンシュトラウスでは踊ってくれといい、ETのテーマでは自転車が出てくる演出アリ。 満月に近い月がきれいだったので、あそこに飛んでいったんだよ、と子供らにアピール。 子供らは、なかなかおりこうに聴いていたけど、さすがに最後の方は遊び出した。 大きな声を出さないように注意はしたが、やはりそこは難しいこともあって、時々振り向いてもの言いたげな人もいた。 ごめんなさい。 もっともっとマナーの悪い大人もいっぱいいたけど、そこはあげたらキリがないしね。 立ち上がって指揮をしている可愛いこどももいたけど、同じことしてる大人もいて、笑っちゃうやら困っちゃうやら。 まぁまぁ、野外だからある程度いいんじゃない?と思うのが本音のところだ。 ある程度ってむずかしいけどね。 最後はチャイコフスキーの1812年。 夫が「これの初演では本当の大砲が使われて…」なんてミニトリビアなんか飛び出したりして。 私としては、なかなか面白かったけど、みんなはどうだったのかな?疲れただけでつまんなかったかも?なんて思いながら帰路につくと、お友達のひとりが「たのしかった。ありがとう」と。 「つまんなくなかった?」 「ううん。なにごとも経験ってかんじがした」と。 よかった~。 うちは来年も行くよ。 しばらくは聴こえない席で、まわりに迷惑かけないようにひっそりとしてるけど。 なんか参加することに意義があるような気がした。 なぜかわからんけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 30, 2007 12:11:21 AM
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