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カテゴリ:ゲージュツのこと
FMからアイネクライネナハトムジークが流れてくると、 すぐにナベをとりにいって、この表情!! エアギターならぬ、鍋バイオリンである。 目をとじて、情感たっぷりに演奏中。 笑える~。(^∀^) 絵も面白くなってきた。 これは、公園でみんなが遊んでいるところだそう。 丸いのが人で、真ん中囲っているのが砂場の柵なんだって。 とてもいい絵だと思うわぁ。 ひとつひとつの丸が、いきいきと楽しく遊んでいるねぇ。 俯瞰で描かれているところがすごいね。 抽象表現になっているところがいいねぇ。 これは、三か月に一度のシュタイナーのにじみ絵教室で描いた絵。 泳ぐ金魚だそうだ。 うううむ。天才? 額にいれて飾ろか? 実物は写真よりも鮮やかでさわやかな色だ。 描くことそのものが、すごく楽しかったみたい。 終わった後、とても満足げな顔をしていた。 いい絵を描くには、まずたのしい体験をさせること。 良い画材を与えて、自由に描かせること。 絶対に口を出さない、けなさない、ほめずぎない。 …と思っている。 母が絵を描いてやる時は、 なるべく具体的に絵を描かないようにしている。 印象だけを抽象的に表現するように心がけている。 たとえば花なら、かたちを描くのではなく、色で表現して、 下から上に勢い良く伸びている様子とか、 風にそよいでいる様子とか。 そういうものを大事に描くようにしている。 うまい絵というのは、誰でも描ける。 絵が好きで、たくさん描いていれば、 どうしてもうまくなってしまうのだ。 あえて培うものではなく、結果的にあとからついてくるものだ。 教育者がうまい絵を求めてしまうと、そのひきかえに、 『その子ならではの表現』という、 芸術の一番大事なところが、失われる可能性すらある。 大人が子供の絵に口を出すなどという よけいなことをしなければ、失われない。 ただそれだけのことなのだと思う。 でも、ほうっておいたら、そのうちプリキュアとか描くんだろうな。 ま、それはそれでいいんじゃない? それは、芸術ではなく、お友達とのコミュニケーションだから。 積み木もなかなか面白くなってきた。 右端の囲いの中は動物園だそうで、ちっちゃな動物積み木が並んでいる。 3歳の誕生日の朝から、急に夢中になって遊びだした。 こんなふうにきっちり敷き詰めるのがマイブームみたい。 小さいの2個で中くらいの1個とおなじ。 小さいの3個で大きいの1個とおなじ。 基尺の秩序感がおもしろくてたまらないらしい。 音楽、美術、建築、舞踏、演劇、芸能。 あらゆる芸術の基礎となるのリトミック。 音の印象を受け取って、自分なりに身体で表現する。 ちまたでは、歌って踊ればリトミックと言われているけれど、 祖であるダルク・ローズのリトミックは、 あらゆる芸術家が基礎として学んでいる。 ベテランピアノ教師であり、リトミック教師でもある義姉が、 リトミックを学んで10年以上になる教師仲間を講師に迎えて、 はじめたリトミックサークル。 生徒はまだ娘一人である。 いつのまにか始めて10か月たった。 娘の動きや反応に、即興ピアノと、全身で応えてくれる。 ホンモノのリトミックである。 今何ができるようになった…とか、 目に見えた成果を、子供に求めるようなものではない。 娘の遠い未来の芸術性のために、 種を蒔いておき、あとは育ちを見守るのみ。 そんなレッスンなのである。 まさに情操教育。 母としては、とても満足している。 ↑ 即興ピアノの音に合わせて、ぴょん!! 大きい音、小さい音、高い音、低い音 娘なりのいろんな「ぴょん!!」を表現中。 ↑とても色がきれい。おとなが描いても画伯になれます。 ↑リトミックのことが書いてあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 29, 2007 01:50:33 AM
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