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(会員制)Shahryarの酒と美女の日々

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カテゴリ:映画・TV
まずは前回のブログで話題にした女性キャスターは前田有花さんです

以前はテレビ東京の午後の経済ニュース「クロージングベル」で東京証券所からのレポーターしていて、その頃からのファンだったのですが政治部に異動

頻繁に政治家へのインタビュー合戦でなかなかの立ち位置でインタビューしていて楽しみの一つでした

最近はまたWBS(ワールドビジネスサテライト)などテレビ東京の経済番組で新商品や展示会などの紹介としていたのですが、7月になってなんとWBSのレギュラーとしてマーケットキャスター(国内外の経済指数と海外経済ニュース担当)を担当、以前のキャスターほどメインの小谷さんとのやりとりは無いものの、平日5日間毎日登場してくれるのは嬉しい限りです

実は妹さんはテレ朝の前田有紀さん、フィギュアファンにとってはテレ朝チャンネルで遊んでいるバラエティーアナウンサーですよね

そんな人のお姉さんということで、見かけは経済に強いインテリな感じが全く無い可憐なキャスターです
それに一般ニュースは無理して付き合う連れも、さすがにWBSはギブアップのようで大体はオネムなので気楽です(笑)

ただ・・・そのWBSの後のネオスポで今一番好きなアナウンサーの出番が週二回から一回に減って・・・
ほとんとテレビは録画視聴なので、あの娘のネオスポを帰宅後即効で魅る自分に今まではヤキモチだった連れも、ここ数週は嬉しそうに「私でガマンして」と言うので複雑です(苦笑)

その連れと付き合い始めて、最近シーズンが終わったフィギュアの代わりに視聴するのが昔のアニメです

元々、子供の頃のアニメの復刻DVDはチョコチョコ借ては、ダビングだけはして何時か暇な時とほったらかしにしていたのですが連れのリクエストもあり最近は色々見ています

今回は、その中から「一休さん」の話

と言うのもこの「一休さん」を含め改めて見てみると、「えっそんなだって」みたいな事も多く新鮮なんですよね

「一休さん」と言えば「面白かった?!じゃあね」と番組を終えるのが名物ですが、初期の頃は
「一休さん」が琵琶湖で自殺未遂をして次回に続く回があったり、戦ばかりの時代を嘆いて杖の頭にドクロをしつらえ、「ご用心、ご用心」と叫びながら京の町を練り歩いて終える回など、到底子供に「面白かった?」と投げかける内容ではなかったりしていて・・・
それでも「面白かった?!じゃあね」と終えるので昔のアニメって凄いなって感じです

もっともナレーションと一休さんのお母さんの声がルパンの悪女役不ニ子だったり、和尚さんの声がドラゴンボールのスケベジジイの亀千人だったりと子供の夢を壊す要素もかなりあるんですけどね

ところで「一休さん」が天皇の隠し子なのは史実でも説として残っていたり、実際アニメでもそういう設定なんですが、アニメ「一休さん」ではそこから史実に反して?お母さんの伊予の局は南朝方だった楠木正成の血筋という設定なんですね

だから友達の新右衛門さんは将軍足利義満に「一休さん」親子の監視役を命じられているので、何時も一緒にいて、始めうちは敵対心の疑いを込めて「一休殿」とよそよそしかったりする

あの有名な屏風のトラの話も、実はとんちで京の町で有名になった寺小僧一休さんを将軍さまが自らの目でその力量を目利きして危険な人物なら処分も考えていたというシビアな展開なんですよね

将軍さまの御呼びがかかって、和尚さんは即刻、お母さんの伊予の局に連絡、伊予の局は母親の情を一休さんばりのとんちで綴った手紙を将軍さまに差し出す

いつものように初対面の将軍さまをも、とんちでやりこめる(屏風のトラの話)一休さん、将軍さまの腹の中は怒りと疑念で一杯、一休さんに伊予の局のとんちで綴った手紙(将軍さまは伊予の局のとんちが解けていない)を差し出し「このとんちの意味がそなたに解るか!」と差し出す

そのとんちの手紙を読んで母親の情(名誉より何より大切な我が子を何とぞよしなにと将軍様に嘆願する内容)に気付いた一休さんは、将軍さまに「私には解りません」と解らないフリをしながら一人ごととしてヒントを口にする

そのヒントを聞いて伊予の局のとんちの手紙を解読出来た将軍さま、伊予の局のとんちの手紙の解読を一休さんに言い聞かせる

そして子を想う母親の情と、その情に報いる為に誇りを捨て将軍の自分に華を持たせた一休さんに感服し、この親子への疑念を捨て今後は将軍の自分への恐れは無用と言い渡す

とんちの代表的な屏風のトラの話も、こういう背景があると大人の話になってしまう、当初の一休さんはそういう「えっ」という展開が多いんです


そんな中で凄い印象深い話があるんです

とんちで有名になった一休さんに会いに毎日のように大勢の人がお寺を訪れます、真に困っている人も野次馬ぽい人もごちゃ混ぜに・・・

そんな事態に、和尚さんは寺を訪ずれた人達を追い返します

一休さんはそんな和尚さんに疑問を持ちますが逆に「自惚れるな、そんな事が出来るほどお前は修行で悟りが開けているのか?!」と言われてしまいます

それでも「自分は修行を頑張っているし、困っている人を見逃せない」と懇願する一休さん、そんな一休さんに和尚さんはそれならばと尋常ではない修行を言い渡します

元々、目の前の困っている人を助ける事以上に世の中全体の幸せを考えるのが僧侶の務め、安易に情に流されて一部の人間の幸せだけに満足してはならないというのが心情の和尚さん、一休さんがもっと優れた僧侶になれると期待してるがゆえの心を鬼にした行動です

そして、もう一つ、自分も目からうろこが落ちた、和尚さんの深い教えがあったのです

尋常ではない修行をこなす一休さん、人目を避け仏の前で涙を流す和尚さん

それでも尋常ではない修行は終わらない

それどころか外での修行を終えた一休さんは、ついには和尚さんに些細な落ち度を理由に寺にも入れてもらえなくなる

「自分は反省し頑張っているから入れて下さい」と懇願する一休さん

それならその証拠として、仏の作法でこの門をくぐれを言い出す和尚さん

仏の作法?!

万策尽きた一休さんは、弱弱しい声ながら心の底から「入れて下さい」と門前で泣き崩れまう

するとついに和尚さんは開門します

「やっと素直な心になったな、それが仏の作法」だと、

悟りとは素直な心をもって得られるもの、その悟りは苦しんだ中から生まれると

確かに一休さんは大勢の人をお寺に呼び込むほどの優秀な小僧さん、しかし優秀な故にとんちでやり込められた人達の悔しい気持ちに鈍く復讐心を増幅させてしまう、そして尋常ではない修行も要領良くこなすことが出来て、しかも仲間の同情も集めてしまう超人的な存在
和尚さんが懸念するとおり、苦しんだ中から生まれる素直な心には疎いかもしれない

将軍さまにこんなことも言われたりします
「立派な僧侶になるという志は良し、しかし人間味のない僧侶(修行中とはいえ母親との再会をがまん出来てしまう人間)にどうして世の中の人の悩み苦しみ悲しみが理解出来ようか?!時にはもっと子供らしく、そうしてこそ将来立派な僧侶になれると言うものじゃ」

しかし、その母親との関係が人間味のある一休さんを創っているのがアニメ初期の頃、無理やりガマンしたり、ガマン出来ず再会しに行って、厳しくつき返す母親の態度に悩み苦しみ悲しみ、挙句に自殺未遂さえしでかす

そういった中で、人間味を実に付け、世の中の人の悩み苦しみ悲しみを真に理解出来るように序序に成長して行く

アニメは美化したものとして、史実の一休宗純は男色はもとより仏教の戒律で禁じられていた飲酒・肉食や女犯を行ったという逸話もあるらしい

そんな一休宗純は戒律の厳しい禅宗の一派の臨済宗の僧ではあったが、僧侶に肉食妻帯が許される浄土真宗でいう習俗という概念を尊んでいたのかもしれない

または悪人正機(あくにんしょうき)という「「善悪」の判断すらできない悪人こそが阿弥陀仏の本願(他力本願)による救済の主正の根機である」という概念を追求していたのかもしれない

少し難しい話になりましたが簡単に言えば、完璧完全な物体が神仏なら、108あると言われる煩悩を制御しきれないのが凡人俗人、その煩悩の制御を追求するのが神仏と俗人を繋ぐ宗教であり僧侶(一休さん達)ということ、決してどちらにも偏ってはいけないとても難しい立場にいるいうことをあらためて知らされたのです


神仏と俗人を繋ぐと言えば、芸術やスポーツもそうではないでしょうか?

何かを表現・体得をしようとすれば、おのずと理想と現実のギャップの中で人間とはどういうものなのか考え感じさるえない

そのギャップを感じ方によって天才肌と努力肌と別れるのだけど、天才肌のアーティストやアスリートは凡人俗人の理解出来ない部分のある神仏的な部分が魅力なら、努力肌のアーティストやアスリートの持つ自分自身へのコンプレックス(理想と現実のギャップ)に凡人俗人は親近感を抱いてしまう、それが努力肌のアーティストやアスリートの魅力ではないだろうか?!

世の中にある悩み苦しみ悲しみ、そんな煩悩を超人的に消し去ることが出来る天才が繰り出す芸術やスポーツと、そんなを煩悩を素直に共感できながら更にそれを超えようとする努力から生まれた芸術やスポーツ

自分は後者の努力から生まれた芸術やスポーツがやはり好き

元巨人の長島さん、現役時代は全く打てなかった試合の後は、取材記者に取材そっちのけで相手投手のピッチングフォームの真似をさせ延々と素振りをしていたという

このあたり五輪でトリプルアクセルを全て成功させメダルも確定なのにインタビューで人目をはばかる事無く悔し涙を流していた真央ちゃんと同じで超人的な天才肌な面を感じてしまう

それはそれで素晴らしいことなのだが、活躍出来なかった若い頃は試合後飲み歩き巨人歴代三ワルだった王さんが荒川コーチの指導も手伝って改心し、その後、酒場で偶然出会った野村さんに一緒に飲み直そうと誘われたが「これから練習なので」と断るようにまでなったという、その時に野村さんに王にだけは勝てないと脱帽したらしい

しかし、その野村さんも自称「月見草」というだけあって契約金0のテスト生でプロ入りした努力の人、データを重視するID野球も、天才でもない凡人は、ひたすら試行錯誤の研究し相手と自分の有利不利を理解して理詰めの駆け引きでしか天才には勝てないという発想が原点である
つまり野村再生工場とは不振の選手に「自分には才がある」というプライドを捨てさせID野球という凡人の努力をさせることである

自分も巨人ファンなので長島さんのことを悪く言いたくはないが、不振の選手の悩みを電話口で聞いた長島さんが、いきなり「素振りをしろ」と言い出し、その選手の素振りをさせ、電話口で素振りの音が聞こえたのかどうなのかは解らないが「それで良いんだ」と言い出したという、いわゆる天才的な動物的カンで指導するのとは全く逆である

最後に美姫さんに例えるならやはり

「どう魅せるか、どう滑るか、自分がどうありたいか」

この言葉につきる
この言葉の発することが出来る彼女は、世の中にある悩み苦しみ悲しみを共感出来き、それを超えようとする努力肌のスケーターに違いない

いつでも素直に心からファンやスタッフ一人一人に感謝を示す安藤美姫、不本意な演技の後でも一瞬は厳しい顔つきになりながらも(これも人間味)直ぐにグッと私情を飲み込み周りへの気配り(これも人間味)のパフォーマンスを怠らない安藤美姫、しかしながら常に心を裸にしたミキ色の舞を魅せる安藤美姫

「どう魅せるか、どう滑るか、自分がどうありたいか」

常に、素直に自分と対峙して、悩み苦しみ悲しみ笑い喜び感謝し、しかし常に不変の答えが出ず、結局は自分に出来る全ての事と全ての想いを出しきることに終始する

でもそれが良い


最後のほうは、まとまりが無くなってすいません





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Last updated  Jul 15, 2010 06:21:50 AM
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