意見は通じなかったけど・・・罪悪感は少し払拭
少し遅くなりましたが参議院選挙の話残念ながら自分の一票は選挙区、比例共に議席に反映せず・・・ただ、疲弊した地方を再生して欲しいと意見は、地方一人区で野党自民党が圧勝したことで国政に届くと思うので、選挙区で自分の一票が議席に反映しなかったのはあまり気にしていませんむしろ、今回地元選挙区で当選した議員さんはベテラン政治家で、今まで国会での重職のあまり地域の意見を国政に届けるどころか、議員活動自体に制限のあった人当選の挨拶の中で地元に疎遠になったことを謝罪するコメントも多く、まあそんな現実もあって自分も投票しなかったのですが、これからは国会の重職を退き身軽になった分、挽回して欲しいですね逆に比例で投票した政党はね・・・はっきりいって選挙戦略が下手、勝てる選挙区(島根など)で候補者を立てずに、勝てるはずもない比例に前回選挙では首脳をおいたり、今回は地方で強い政党なのに地方地盤の無い著名人を多数名簿に入れたりと・・・あげく一位の人が他党で下位当選した人の何倍もの数十万票も稼いでも落選・・・どうやら組織票の影響で他党との関係は首の皮一枚つないだようですが・・・選挙協定を結んでいるとはいえ譲りすぎのような気もしますがはたして・・・そんな中、まず新党改革の新井さんが当選したのは幸いでした増添さんも有能でクリーンな政治家ですがやはり都会のエリート、地方の庶民の気持ちが解る新井さんがバランス良く、時にはストッパー役にもなってくれれば、新党改革もバランス感覚の良い全国的な政党に躍進するチャンスもあるでしょうそしてなんと言っても、たちあがれ日本も一票を獲得、その話は後ほどそういった中では郵政法案の行方は不透明でも、郵政のユニバーサルサービスが改善される期待は無くさずに済みそうですそもそも郵政法案自体がねじれ法案、都会の人にとっては国債の発行のブレーキなら、地方の人には最低限度の生活を営む権利でもあるユニバーサルサービスの保障義務の放棄という、切捨て政治の根源ですからねその結果、みんなの党が大都市圏で大勝利しているが、地方(一人区)では自民の大勝利して、結局は平均的な支持を期待した与党民主党が大惨敗、日本の地域格差が生んだ現象ではないかと思う、まさに平均の崩壊、地域意識ねじれがそのまま国会のねじれに波及、正に民意の反映された選挙に思います(ただ惨敗とはいえ比例での得票は民主が第一位ということで、複数人区での複数候補戦略は民主支持層の比例票の底上げに十分に効果を発揮したと思います)その象徴が「コンクリートから人へ」という公約でしょう、今回は民主の公約から漏れていた、それが大都市圏ではマイナスに作用し、地方ではすでにこの公約がマイナスに作用した後だった、そこに民主党の迷走が重なり今後の改善の期待に繋がらなかったということでしょうね(地方一人区は今回の選挙結果のように、国を変える若さや情熱より地域民意を国政に反映させる実力・実績が重視されるので!)ここで話を変えて有名人の話、まず三原じゅん子姉さんは本当に当選して良かったと思いますどうも今の世論はマスコミの極端な先導もあって、自分の専門分野での大願成就とそれと共に自分が身を置く業界の発展を望む、いわゆる族議員のようなタイプの政治家を嫌う傾向がありますが、いかに政治家とはいえ万能では無い、得意な専門分野で成果を挙げることは国民にとって幸せなことではないでしょうかね!業界の発展=利益誘導とも悪意的に解釈も出来ますが、クールビズ推奨がネクタイ業界を圧迫したように政治が業界を圧迫することもあるので、そういう事態に備えての防波堤の意味でも大願成就と共に業界の発展を願う人間が議員になることは良い事に思えます三原姉さんはガン撲滅と介護ビジネス業の整備という厚生行政に大願を抱いている人、そして別分野はともかく厚生行政においては経験者としてリアルな立案が出来る人、国政に身を置くことだけでも当選した価値があると思いますどうも最近は政治の被害者が理想先行で国政に身を置こうとしますし悪い事でもないですが、三原姉さんのように感情論だけではなく現実的なアイデアを持っての当選は心強い素晴らしいことですねそれにしても三原姉さんも、スケ番アイドルからSEXY女優、レーサーとかやりながらバカップル夫婦、そして離婚して福祉や病魔、これからは政治家と凄いバイタリティー、波乱の人生を歩まれていますね逆にアスリート候補のスポーツや教育の促進という公約は、やはり今の政治では優先順位は低いですね・・・まずヤワラちゃんこと谷さんは、民主党とのパイプ役がトヨタ(直嶋大臣はトヨタ労組の出身)かな?なんて勘ぐってしまいますが・・・まあそれはおいといて、両立が務まるかどうかは自分も無理と思いますが、それはあくまで推論なので、憶測で必要以上に、やる気のある人間の行動を否定はしませんが、投票前日に富士登山ってワケワカラン・・・当選への願掛けらしいですが、一般庶民感覚の行動と言われても、前回のブログのテーマではないですが、超人的天才ゆえの非庶民感覚ではないですかね・・・やはり候補者にとって時は金なり、一日一時間、その数分が貴重な時間、まして著名人の応援は喉から手が出るイベント、しかも投票前日となれば、その一分一秒が貴重なわけで・・・当然、落選者ともなれば、あと一時間、数分あればと後悔もすれば、投票前日にヤワラちゃんがきていたらなんてタラレバも抱いてしまう・・・国民にとっても、沖縄、宮崎、豪雨被害地など時事問題を抱える地域に訪れるなど、行くべき場所は他にもっとあるだろうって感じではないですかね?まして全国区比例の候補者なら・・・もっとも大大的に報道されたのは開票後で、マスコミもお祭り騒ぎで同行取材をしていたようで・・・はっきり言ってマスコミは馬鹿です、というより国民としての道徳感や報道界の人間としての使命感は無いんでしょうね・・・(そんなマスコミが選挙を左右しているということで、マスコミ注目を逆算(批判より露出が勝る)して民主党首脳も富士登山を許可をしたのかもしれませんね)その他のアスリート候補、特に巨人OBの堀内・中畑両人は比例区次点ということで今後の繰上げ当選もありえるので国政への想いは捨てないで欲しいですね、特に自民の堀内さんは今後6年中の衆議院選挙時での繰上げ当選は十二分にありえそうですねそして、そんな有名人を超えて比例当選した人三年前の地方の反乱(はっきり言って地方を見下したネーミングで不愉快)と言われた参議院選挙での与党自民の大惨敗、地元でも選挙前から郵政の怨念選挙として姫の虎退治と騒がれ、自民保守王国の神話が、郵政選挙から始まった亀裂から、ついに参議院選で完全に崩壊元々、総理大臣も輩出し有力議員も多い、管総理の息子(何故か立候補して)やその元総理の息子(小泉チルドレンだったので)でさえ2度も落選した、若さより実力と人脈重視の典型的な自民保守王国(何せ、一早く新幹線を呼び、一早く大橋を完成させ、その橋に鉄道を通し、人口では他県に劣るものの、この地方一番の交通の要に成長させ、それによって地元産業や地元企業を発展させ、全国的な大企業に安易に地域参入をさせないほどの地元地盤に根づいた地域に成長させたのは、今までの有力国会議員とその周辺の人間の力、そしてそれらの人達の強い信頼関係の力ですから!)それが郵政解散と郵政選挙での虎さんの「郵政法案が成立しても何時でも修正できるから今は行動(党内造反)を自粛すべき」との発言以降、怨念選挙と言わたように県内中に疑心暗鬼が走り議員人脈が崩壊郵政選挙では小泉チルドレン(当時の現職県庁所在地市長、マドンナ、元総理の息子)が選挙区では3戦全敗(比例で三人共に復活、造反議員の合言葉も比例は自民だったので)参議院選でも、地方切捨ての与党と、そんな党を支持して参議院会長を続けた虎さんへの制裁として、姫の虎退治を成就させましたしかし問題はここからで、この姫はとんでもないお騒がせ勘違い姫だったんです自らへの支持ではなく他人への不支持で当選したのは本人も解っているはずなのに、有名人きどりで写真集を出し、国会の忙しい時期にコスプレで出版会見それ以外でも地元で色々と県民の恥となる騒ぎをおこして、今では選挙でも地元県内の応援にはほとんど呼ばれない状態なんです(時々他県で女性候補の応援をしているみたいですが・・・)郵政騒乱があったとはいえ、こんな酷い人材を参議院に当選させ、今まで地元に功績のあった人を落選どころか姫の虎退治などと全国的にも恥をかかせてしまって・・・本当に虎さんには悪い事をしてしまいましたそして今回の選挙、優先順位を考え少数野党ということで、虎さんの所属する党への投票を控えた自分に発言する権利はありませんし、他の有名人も比例票には多いに貢献したと思いますが、怨念が解消し有力議員がまた手を結んだとはいえ、やはり県民の姫の虎退治の後悔への念が、虎の国政返り咲きの大きな力になったと思います(虎さんの所属する党と虎さんの比例票は県民票が大多数だと思います)本当に良かった、罪悪感は少しは払拭出来ました最後に余談ですが・・・実は投票に行ったのが締め切り直前の19:45分頃帰宅して20時になり、そろそろ出勤かなとTVに目をやると選挙区では当確が・・・なんか虚しくなりました、だって、たかが数分前に投票したのにもう結果が出て投票した人が落選なんて・・・99.9%自分の一票はカウントされていない・・・当確って何なんだって感じで・・・そんな選挙速報、仕事中や休憩中もネットやTVでチェックを入れていましたが、マスコミの先走った言動に呆れるばかりで・・・最終結果が出ていない中、最後まで当選(好結果)を信じて待っている人も多いはずなのに「苦戦だ」「敗因だ」と先走って質問するデリカシーの無さは何なんだ・・・まして直ぐに答えられる程度の敗因なら、始めからそんなミスはしないだろって感じでそもそも、今の民主党がやっているみたいに綿密に結果を分析し、多くのスタッフに意見の聞き取りをしないと選挙総括も責任論議も出来るはずないと思いますそれなのに散々与党議員や落選議員を質問責めにして挙句、総理の総括の予定と開始が遅いとまで批判をはじめる・・・結局、今の日本の現状より、これからの日本の行方より、番組の盛り上がり(視聴率)と予定どおり番組進行して時間内にドラマのように結末が出て総括して報道番組ではなくバラエティー番組扱いすることしか頭にないのでしょうねスポーツの生中継でもよくある現象、視聴者は好結果が出るのなら放送に収まる事なんて大した事ではないのに、頻繁に「どうにか中継内に決着を」と言い出す事と同じあんたら(マスコミ)こそ、謙虚な気持ちで反省しなさいと言いたいです・・・