テーマ:サッカーあれこれ(20141)
カテゴリ:UCL ・ UEL
欧州CL 決勝トーナメント 2st leg。ホームで1-2と敗れたバルサ。上を目指すには、絶対に勝たなくてはならないし、1-0で勝ってもアウェーゴールで届かないという事で厳しい戦いとなった。
バルサはスタート時、ロナウジーニョをセンターに置き、左にエトーが入り、3-3-1-3システムできた。攻撃時はオレゲールが右SBのように高めに位置し、守備時にはイニエスタが左SBに下がってしまうような形で攻守の切り替え時にバランスがとても悪い。当然、ジェラードやリーセはサイドをえぐるし、ベラミーがサイドに流れて、ストッパーが釣り出されまくりで危険過ぎ。どう考えてもライカールトのこの采配は問題では!? 25分にはベラミー、カイト、リーセと3連打を食らうもバルサはプジョルの必死のディフェンス・・・。更に30分くらいには中盤からの中途半端なバックパスをビクトール・バルデスがパスというかクリアというかで、このボールはシソッコへ。GKが出ていたから、シソッコはすかさずミドル><これが無人のゴールに向かうも、またもやバー直撃。バルサは運のみに助けられた(苦笑) というかリバプールの2枚のラインの網にロナウジーニョもエトーもデコも抑えられた前半。ロナウジーニョは前にスペースがある時に一度ドリブルで見せたくらい。このチャンスもエトーが精細を欠く。メッシに至ってはホントにあのメッシかというくらい凡庸なプレーに終始。前半のシュートはリバプールが10本にバルサは何と1本。ポゼッションはバルサ59%。どう考えてもこのシステムがはまっていない事が理由に思えるのだが・・・。 後半に入ってもバルサは、システムも人も変えず。ただ、前半より受身になってきたリバプールの対応もあってか徐々に攻撃の形が出来てきたバルサ。52分、イニエスタの縦パスから始まり、ロナウジーニョが裏へドリブルで抜け出るが、シュートはポスト。57分には、デコの左から右へのふわっとしたボールを右にいたエトーが落とし、中央のロナウジーニョが更に落として走りこんだメッシがシュート!!もGK正面。この後、形が出来てきたのに、エトーを下げ、ジュリーを投入。これで右にジュリー、左にメッシが移る。一方、リバプールも前回と同じく、ペナントを入れ、ジェラードを中央にした4-2-3-1にシステムチェンジ。バルサはグジョンセンを投入したが、テュラムを下げてしまった為、もはやシステムは理解不能(笑)マルケスがDFラインに下がって3バック。そしてメッシが左、ジュリーが右という事は基本で、ロナウジーニョとデコが前目、イニエスタとシャビが下がり目の中盤という感じで、多分3-2-2-3といった感じかな。 そして、75分、シャビのスルーパスで裏に抜け出たグジョンセンがレイナをかわしてゴォォォール!!! しかし、この後はリバプールのチャンスばかり。バルサ陣に広がるスペースをペナントが有効利用し、ジェラードのシュート、更に、ペナントのクロスからクラウチがゴール前に飛び込んでの決定的なシュートシーン。4点は取れたかなというぐらいチャンスのあったリバプールだが、試合はこのまま1-0でリバプールは敗れた。しかし、アウェーゴールでベスト8進出!!点は取れなかったが、バルサを苦しめたベニテス采配は前回と同様。お見事です!といった所だね♪♪ バルサはシステムもおかしく、前半を無駄にした印象は拭えない。リバプールは攻守の切り替えは抜群で守備組織はほぼ崩れなかったといっていい。アルベロアは無名だが、メッシもジュリーも完全に抑えたし、フィナンの対応も良かった。そして、ビエイラよりマケレレより上に思えてくるマリ代表のシソッコの働きは抜群だった。ウイイレ的には全能力+5でもいいぐらい♪次は警告の累積で出られないのが心配でもあるけど。 それにしても、スコア以上に、楽しめる面白い試合だったよ☆ ここまで読んで頂き感謝です。面白かったとか好印象であれば、ここをクリックしてランキングUPにご協力下さいませ~♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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