テーマ:サッカーあれこれ(20141)
カテゴリ:UCL ・ UEL
無念ではあるが、セルティックはミランに及ばず敗戦。決して、何も出来なかった訳ではなく、ミランを苦しめた戦いだったと思う。しかし、地力の差、いや流れの中で一人で試合を決めれる本物のスター選手が存在したかしないかの差か。悔しいが、今季の楽しみはSPLで優勝してもらうだけになった。
ストラカンは、ヤロシクを左、マクギーディをセカンドトップに据える4-2-3-1で臨んだ。ヤロシクは左MFである程度の力を発揮できる事は知っているし、これはいい采配♪一方、ミランはジーダ、セードルフ、インザーギが戻ってきてアウェー時よりレベルは高まったが、システムは1st legと同じく4-4-1-1。 試合はセルティックの集中力が良い方向に向かい、1st legの結果を受けた上で、よりシンプルに守ってカウンターといういいサッカーを見せた。ポイントはスピーディなドリブルでアクセントをつけられるマクギーディの存在。初戦ではまるで見せ場が無かったがこの試合ではマルディーニも嫌がる動きを見せた。ミランは立ち上がりからセルティックを攻めあぐねるという内容♪♪ボルツが本当に素晴らしいセービングを見せてくれたし。 見せ場は75分。俊輔がハーフラインからドリブルで持ち上がり、グラベセンとのワンツーでペナルティエリアに侵入!!だが、アンブロジーニに倒され、審判はノーホイッスル。。何故、シュートを打たない。打つタイミングは一瞬なりあったのではないか。ドリブルでエリア内にいつも進入してないからいざという時に、悩んでしまう。悔しいがこの試合で唯一最大の決定機はこれだけか。直後、87分ボルツが前に出た所を良く見ていたカカの絶妙なシュート!!これは、天運に助けられたバー直撃! これで延長戦へ。そうだ。忘れていた。1点を絶対に取らなくても勝ちあがれる方法を(笑) と思ったのもつかの間、延長に入ってすぐの93分、ミランのカウンター。カカがレノンを振り切ってMFと中盤の間に抜け出し、ボルツの股間を抜いたシュートでミラン先制。 とうとう、恐れていた失点。しかも延長戦の立ち上がりに・・・・。これなら試合の前半に失点した方がまだ良かった><ストラカンはこの後、FW二人を投入し、俊輔を下げてしまい、攻めのアクセントも欠き、FKでの奇跡もなくなったセルティックはミランに及ばず。 終戦。。。 -論評- GK アルトゥル・ボルツ 7.5 ファインセーブ連発で安定感高く、彼がいなければ何失点したことか。言い過ぎかもしれないが、彼は俺の中で世界のベストGK五指に入るよ。失点は止むを得ない。 CB スティーブン・マクマナス 6.5 前半からいつもの不安定さは無く、良く戦った。ただ、カカのゴール前のドリブルで、ディレイはわかるが、もう少しだけ寄せて欲しかった。 CB ダレン・オデイ 7.0 未来のセルティックを背負って立てるストッパーと言っていい。きっちりと自らの仕事をこなした。 RB ポール・テルファー 6.5 守備面は良く耐えた。攻撃参加も多く、クロスの質もいつもよりは良かった。 LB リー・ネイラー 6.0 守備も良かったし、攻撃参加でもいい所を見せた。ただ、マクギーディが縦に行きたい所をもう少し上手く使って欲しい所も多々あった。 DH ニール・レノン 5.0 声を出し、魂をもって戦った。だが、カカに振り切られたのが、負けの原因。あそこは少し軽かったのでは。絶対に潰すべきだったし、それが彼の得意な仕事だろう。残念。 DH エヴァンデル・スノ 6.0 やや荒っぽいがハードな守備で貢献。ただ、ミスパスは相変わらず豊富。カウンターのチャンスを逸するのは彼によるところも大きいが、守備面での貢献を差し引けばプラマイ0か。 RH 中村俊輔 5.5 初戦に比べ、中盤でボールを正確につなぎ続けた。後半のドリブルのチャンスではシュートというイメージのみを持って欲しかった。キックも単調で、最後の最後までピッチにたたせようという考えをストラカンにさせられなかったのが交代といった所だろうか。 LH イリ・ヤロシク 6.0 攻守で奮闘。こういうタフなゲームでの彼は存在感高め。もっとシュートは打って欲しかったが。 ST エイダン・マクギーディ 6.0 前半はミランを苦しめるいい働きを見せた。後半もアグレッシブな仕掛けで一番チャンスが生まれそうな予感をもたらした。この悔しい経験を糧に更に武器に磨きをかけて欲しい。 FW ヤン・フェネホール・オフ・ヘッセリンク 5.5 今日はポストとして前線でキープする場面も初戦に比べ多かった。 ST トーマス・グラベセン 6.0 セカンドトップ、センターハーフとしてプレーしたが、精力的に動いてチャンスメイク。 FT クレイグ・ビーティー 5.5 サイドに開いて戦った。後半のヘディングシュートはゴール上にそれたが惜しかった。 FT ケニー・ミラー 評価なし 時間不足。俊輔に代わっての登場だが、さしたる働きは出来ず。 監督 ゴードン・ストラカン 5.0 スタメンのチョイス、システム共に期待を抱かせ、前後半0-0とプラン通りの戦いを見せた。ただ、失点してからの采配は微妙。リヨンやバルサが見せたように、DFの枚数を削って前線に人数を入れて欲しかった。 ここまで読んで頂き感謝です。面白かったとか好印象であれば、ここをクリックしてランキングUPにご協力下さいませ~♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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