テーマ:最近観た映画。(40136)
カテゴリ:映画・読書・TV
今日はハンニバル ライジングを見てきた。
羊たちの沈黙、そしてハンニバルの続編だが、映画内設定としては、それらより以前、主人公ハンニバル・レクターの少年期から青年期までを描いた映画である。 率直な感想としては単体の映画として、そこそこ面白いといったレベル。ただ、かつての作品との関連性を考えると物足りない。 レクターの恐るべき知識や圧倒的な能力こそが凶悪な犯罪者とはいえ、彼に視聴者は惹きつけられたのであって、それがどのように培われたのか。また、何故カニバリズムや猟奇的な殺人を好むのかといった面までのつながりは強く見られなかった。勿論、この作品内でも、冷酷で猟奇的な面をしっかり見せてくれてはいるし、その殺人に至る理由として最愛の妹を第二次大戦中にドイツ兵に殺され喰われたという部分で示し、実はレクター自身その愛した妹を食していたという事実で説明しようとしているのだろうが、若干の物足りなさは残る。 これらは、作品ユーザーレビューに投稿した方も仰っているが。決してつまらない訳ではない。ただ、物足りないのである。そもそもこういった映画の続編の多くは物足りなくなってしまうが、それはやはり最初の作品のインパクトが余りにも鮮烈だからだろう。それがわかっている中で、更に何を望むのか。続編はあったならあった方が期待するし嬉しいこと。しかし、自らの願望との相違点ばかりに注目してしまう。そもそもがケチを付けたがり屋という俺の側面もあるのだろうけど(笑) ここまで読んで頂き感謝です。面白かったとか好印象であれば、ここをクリックしてランキングUPにご協力下さいませ~♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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