今更ではあるけど、どうしても見たくて再放送をチェック♪
14節を終わっての結果を見て、札幌の良さは8失点という守備。ちなみに、首位の山形が10失点。3位の福岡が9失点という事を考えると、攻撃は勿論のこと、守備がどれだけ安定していて、踏ん張れて戦えているかが順位にも如実に表れている。ヴェルディがリーグ最多の26失点という事を思えば、その差は歴然としている。一方、今節の相先、仙台は26得点というリーグ最多得点が長所!中島、萬代、リャン、ロペスと前線が満遍なく点の取れるサッカーで、誰かに頼っていない攻撃力はシーズンを通してみても大きな力になる事は間違いないだろう。昨年のボルジェス、ロペス頼りといった印象はもう無い。それだけ、望月監督のサッカーの質は良いということが言えるのだろう。
J2第14節 (H)札幌 1-0 仙台(A) |
仙台 4-2-2-2
シュナイダー
木谷公亮 丸山良明
中田洋介 田ノ上信也
千葉直樹 ジョニウソン
永井篤志 リャン・ヨンギ
中原貴之 中島裕希
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札幌 4-4-2
ダヴィ 中山元気
西谷正也 藤田征也
カウエ 芳賀博信
西嶋弘之 西澤淳二
B.クアドロス 曽田雄志
高木貴弘 |
◎仙台交代
46分 田ノ上信也→LB 磯崎敬太
62分 中原貴之→FT 萬代宏樹
79分 丸山良明→LH 関口訓充
◎札幌交代
75分 藤田征也→RH 大塚真司
86分 西谷正也→LH 砂川誠
89分 カウエ→DH 池内友彦
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さて、試合は、右方向からのFKの流れをシュナイダーが一度は弾くも、CB曽田が詰めた前半早々のゴールを死守した札幌が正に武器である堅守をみせた勝利だった。
個々で見れば、札幌は藤田、西谷の両翼が非常に楽しくサッカーが出来ていると言った印象。特に西谷はかつてのセレッソの輝きを取り戻したかのようなアタックを繰り返し、藤田もまだ2年目の選手とはいえ、ワールドユースにも是非召集して頂きたい程、精神面でたくましくなってきた♪DFラインでは右サイドバックに西澤を使ってる事を初めて知ったが、この中央2枚のCB+前後に動くSBというよりは、4枚CBを並べている形でこれがより強固な守備組織の形成に一役買っているのだろう。反面、SBのオーバーラップが無い分、攻撃はカウンターメインとなってしまうが、それはしょうがないだろう。GKの高木は草津でも見ていたが、飛び出す積極性も良く、安定感抜群とまでは言わないが、昨年天皇杯で活躍した佐藤よりも落ち着いて見られるし、林よりもミスが少ないなと感じる。中盤センターは芳賀とカウエだが、芳賀はチームの中心と呼べる落ち着きを見せているし、カウエは前後に良く動け、組織として使える優良外国人の印象♪2トップは今日は中山とダヴィ。中山は、強さ、高さはあるもののボールの扱いは下手そう(笑)ただ、前線からきっちり守備をするし、突進力とでも言おうか、力強くゴール前に迫るカウンター時は多少下手糞でも迫力があって良い!ダヴィについては、これまた力強さが売りといった感じで、レフティーとはいえブラジル人特有のテクニックは余り感じられない(苦笑)特にシュートが弱弱しく、チャンスを決め切れてないのが若干気にかかるが、彼もそこそこ守備はするし、組織としてみれば、その一員として最低限の貢献は見せているという事なのだろう。とにかく、三浦監督が就任して初めは少し心配もあったが、天皇杯で見せた力より上積みが着実になされている。決して、相手に決定的なシーンを全く作らせない程の堅い守備ではない。ただ、こうやって一歩一歩、執念でクリアし続けること、寄せていってシュートコースを限定するなど、基本に忠実にそれをチームとして取り組めている事を凄く嬉しく思う♪
仙台については、ボールポゼッションし続けたが崩せずといった所。それでも、ロペスがいなかったから負けた訳ではないし、それなりにシュートチャンスを作り出せてはいた。仙台はボランチの千葉がこの試合に限ってはw非常に良かった。パスも良かったし、ゴール前まで詰める動きも良く、チームの精神的支柱として良く頑張ったと思う。中島も鹿島サポが心底帰ってきてくれと願うだけの仕事を見せていたし、ゴールは後少しの差だったか。後半からは萬代、関口を投入したが、関口投入後は3-4-1-2のように。特に関口はサイドから見事なドリブルで相手の左サイドをえぐるなど、俺的には新発見の好選手!!ドリブル後の処理がおぼつかない所だったが、ポテンシャルは相当に秘めていそう♪
山形の試合はこれからチェックするが、上位3チームを北国が占めたら、本当に気分がいいのだけどなぁ~♪
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