テーマ:サッカーあれこれ(20135)
カテゴリ:UCL ・ UEL
リバプールはカカ対策としてジェラードを前に置き、いつもの4-4-2ではなく4-2-3-1。一方ミランは、いつも通りのクリスマスツリー。 試合は、カカを抑え、スペースを埋めるリバプールの堅守の前になかなか前線で起点を作れないミラン。リバプールはとにかく奪ったら速攻という形を徹底し、DFが寄ったらサイドチェンジも多用して、展開する。ジェラードはトップ下というよりセカンドトップに近い形で自由に動く。そして、右サイドのペナントはカウンター時にそのスピードを活かしチャンスを演出する。ただ、クロスの精度に若干問題はあるけど。それでも、圧倒的にチャンスの数はリバプールに多い。 ミランはセードルフが攻撃に絡めず、守備ラインにもミスが多い。とにかくチームとして良くないながらもカカは下がってくるだけではなく前線でスペースを見つけ出すのだからやはり凄い。そして、それを活かそうとするピルロという存在も大きい。 そして、前半アディショナルタイム、ゴール前のFK。ピルロが壁をまいたキックは、ゴール前にオフサイドではないピッポの腕というか体に当たり、シュートコースが変わって、そのままゴール。流れの中ではなかなかいいシュートチャンスを見せられなかったピッポだが、やはりやる男は大舞台でこそ見せる。これで、なかなか厳しい展開だったミランが先制し、前半終了。 後半はメンバーチェンジ無しのスタート。失点した影響なのか、リバプールは徐々に前半のような流れる展開が少なくなってくる。とはいえ、ミランも良くは無い。ただ、リバプールはペナントを有効に使えていない。ゼンデンに変えてキューウェルを入れるが、これも然程効果は出ず。ベニテスは守備で利いていたマスチェラーノを下げ、クラウチを投入。これでシステムは4-4-2に。ただ、ジェラードは前目で攻撃的に動くがやはりパスミスが多い。 そして、82分、カカからのスルーパスを受けたピッポがレイナを引き付けつつ、レイナの反応より若干早いシュートでゴォール!!!ミランが嫌いとはいえピッポのプレーには賞賛しかない。これで試合はほぼ決まったかのような雰囲気に。 それでもリバプールは88分左CK。ペナントからのボールをニアのアッガーのヘッドがDFに当って、ファーに流れ、そこにいたカイトがヘッドでコースを変え、1点返し、まだチャンスはあるかのようにも見えたが、及ばず。 ジェラードがいつもの破壊力を感じさせてくれなかったのが残念だったし、ペナントの突破からの攻撃を決められなかった前半が響いたというのが感想か。 セルティックが破ったマンチェスターユナイテッドを破り、そして、セルティックを破ったミランが優勝。セルティックに絡めて考えないと、やるせない・・・・。 ここまで読んで頂き感謝です。面白かったとか好印象であれば、ここをクリックしてランキングUPにご協力下さいませ~♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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