テーマ:サッカーあれこれ(20135)
カテゴリ:UCL ・ UEL
あえて言うが、俊輔効果でセルティックファンとなった以上、敵となってしまったレンジャーズ。俺はマリノスでサッカーを好きになった。だから、問答無用にトリコロールカラーのチームは好きになる。その一番の例がレ・ブルーことフランス代表なのだが、レンジャーズも青を主としつつもトリコロールの仲間といっていい。だから、俊輔がSPLへ行く時は何故、その横縞チームなんだ、青いチームがあるじゃないかとも思っていたがオファーが無ければ何も始まらない。という事でレンジャーズは根本から嫌いには慣れない訳だ。(むしろ、嫌いなチームと言えば鹿の方が嫌いw)勿論、セルティックサポーターが宗教や民族でレンジャーズサポーターと衝突を繰り返している事を、全くの異文化で育ってきた俺がその心を持てるはずも無い訳で。 何にせよ、一応、俺の中で敵となっているチームに対して、今度は俺の大好きなリヨンがぶつかる。スコットランドのクラブとフランスのクラブという国という点も含めて考えれば、EURO予選では熾烈な争いを繰り広げ、ホームも、アウェーでもフランスを打ち破ったスコットランドでは当然、その再来を期待してしまうのだろう。俺としては、スコットランド代表はSPLのおかげでなじみが深くなったせいか、徐々に愛着も出て来てはいるのだが、当然、その愛着の度合いで言えばレ・ブルーを越す事等ない。だから、国という点でもクラブといい点でも100-0でリヨン側での観戦となる訳だが、大きくテンションを下げさせられる一戦となってしまった。 リーグ1では首位とはいえ、以前の強さは何処へ言ってしまったのかというほどの試合を観させられた。 結果から言えば3-0惨敗。 前半アディショナルタイムのジュニーニョのバー叩くFK。後半のポストに弾かれたジュニーニョの左足ミドル。どちらかが決まっていればまだ流れも変わったかもしれない。 しかし、それを耐え切ったのはレンジャーズだった。へぼGKだと思い込んでいたマクレガーはファインセーブ連発で、新加入のクエジャルは素晴らしいディフェンスを披露。スタートは右サイド、後半は左サイドでプレーし、1得点1アシストのビーズリー。ランスからやってきたFWクザンは得点は勿論、フィジカルの強さでポストプレーでも貢献した。守備的に構えて、カウンターという構図は試合を通して変わらなかったが、それでもエムダニがアンカーとして良く効いているし、リヨンの中盤2枚と前線3枚にボールが入ると、4バックと中盤4枚で挟み込む守備は非常に良かった。 リヨンのシュート本数は28本(枠内10本)。レンジャーズは8本(枠内3本)。 ポゼッションはリヨンが63%にレンジャーズが37%。 この二つのデータだけで見れば、どれだけリヨンがボールをキープして、シュートを打ったかわかるだろう。 ゴール内容を振り返れば、先ずは22分。ビーズリーの右CK。左足で巻いてくる早くてカーブのかかった素晴らしい弾道のキックはフリーのマッカロークが綺麗にヘディングであわせてゴォール!!レンジャーズ先制!!DFはしっかりいたがボールに数人が寄ってしまい簡単にマッカロークをフリーにしてしまった。47分には中央でシンプルにつないでからの右サイドハットンのオーバーラップからのクロス。クザンはエリア内でトラップしてから右にボールを出してシュート。ここでの対応はアンデルソンだったが簡単にシュートコースを作られ、またも綺麗な形でゴォールは決まった。クロスを上げたハットンは完全にフリーだったし、グロッソにも責任はあるだろう。更に、53分。クザンが左サイドからのロングフィード。反応するのは前線に一人上がっていったビーズリー。アンデルソンもいたが、ポジションが悪く、またビーズリーのトラップは大きくなるもヴェルクートルも前に出ず、ビーズリーはGKとの1対1を簡単に決めて、とうとう3点目。どれもこれも余りにも簡単に決まった形。 リヨンの守備の対応がどうだったのかとは思ってしまうし、4-4-2をベースとしたいペラン監督でいいのかと、疑問ばかりが浮上する。まぁ、リーグ優勝出来るのならば、それはそれで結果を出したとは言えるが、CLでここまであっさりと失点を重ねてしまって決勝T進出が果たされないのならば、当然がっかり以外の言葉は出てこない。 悔しいが、レンジャーズは、元スコットランド代表監督を務めたスミスの下、セルティックよりも数倍強く、且つ魅力的なサッカーをするチームに生まれ変わったという事だけは間違いなく、セルティックの3連覇すら難しくなってきたって気持ちになるわ~。 ここまで読んで頂き感謝です。面白かったとか好印象であれば、ここをクリックしてランキングUPにご協力下さいませ~♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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