テーマ:サッカーあれこれ(20135)
カテゴリ:UCL ・ UEL
セルティックのスタメンにはヤロシクが今季初出場。彼を左に置き、SPLで右で起用されシンプルなプレーでアシストも決めたマッギーディを右。ドリブルがあるスコット・ブラウンはセカンドトップでの起用となった。左足の負傷明けの俊輔は何とかベンチ入り。セルティックは唯一頼れるCLレベルのFWヘッセリンクがSPLで負傷という事で攻撃の核2人を欠き、スタメン勘定でいえばやはり悲観的になってしまう陣容となった。 試合は、激しい雨の中という事もあってか、両チームともトラップやパスが流れるなどミスが目立つ。ミランが悪いというのは試合を見ればすぐにわかる。何といってもチャンスらしいチャンスは前半で見れば、セードルフのドリブルからのシュートとカカのドリブルからの力ないシュートだけ。カカは試合全体を通して、一流の輝きは見せられず。まぁ、セルティックもホームという地の利があっても、まずいい形のシュートが見られない。前半は枠内シュートが1本ずつでスコアレスと、何とも低調な内容。 後半に入っても、覇気の無い王者。後半はカカの小刻みなステップのドリブルからゴール前ピッポにパスが入った時は怖かったが、両CBで挟み込み、何とかシュートは枠外。 後半もじりじりとイライラ感が膨らんでいく詰まらない展開ではあったが、62分。ハートリーの左CKは早いボール。これがジーダを越え、ファーにいたマクマナスが腹というか下腹部というかで押し込んで待望の先制ゴォォォール!!!! 新キャプテン!! スティーブン!!! マッマナ~ス!!! しかし、ここからミランの一方的な反撃。直後ピルロのゴール正面やや左からのFKは壁に当たって、ボルツが何とか弾き出す怖いシーン。クリアしても、クリアするボールが中途半端でセカンドボールも拾われ、とにかくミランの攻撃が続く。そして、グルキュフの左サイドからのクロス。エリア内でアンブロジーニをネイラーが掴んでいたという事で何と、PK献上。正直、こんなプレーは世界中でやっているプレーでいちいちPKを取るプレーには思えないのだが。 68分。カカがこのPKをきっちり決め、同点に・・・・ この後も、ミランがボールポゼッションする時間が増え、ここから逆転など無理だろうという印象しかない。もうダメだ。今季のCLはもう終演かと思われたが、ストラカン、最後の意思表示。キレンと俊輔という攻撃的な2枚を残り5分で投入!!! そして、そして、アディショナルタイム。俊輔の右CKの流れから。ボールは相手DFにあたって左サイドにこぼれる。これをキレンが拾って、ファーに残っていた俊輔へ。俊輔は相手DFを引き付けフェイントからエリア内のスコット・ブラウンへ。ブラウンはDFに囲まれていてこれをダイレクトで後ろへ戻す。コルドウェルが狙い済ましたミドルシュート!!これをジーダが弾いた所にきたぁっ~!!! スコッッ~ト!! マクドナルド~!! 無人のゴールへ 押し込むだけ♪ セルティック 勝ち越し!!!!! この後、超感動のゴールにスタジアム侵入者が。後味を少し悪くしたが、このまま試合終了。 王者ミラン を撃破!!!! セルティックはこれで本当に強いホームでの待望の勝点3ゲット。 朝から超感動なんだけど♪♪ ここまで読んで頂き感謝です。面白かったとか好印象であれば、ここをクリックしてランキングUPにご協力下さいませ~♪ -論評- GK アルトゥル・ボルツ 6.0 ミスも無く、いつものボルツ。とはいえ、相手にそれほどまでいいシーンがあった訳ではないけど。 CB ギャリー・コルドウェル 6.5 マーク、カバーリングと守備は勿論、後半はサイドバックもこなし、オーバーラップに決勝点につながったミドルと攻守両面でチームに貢献した。 CB スティーブン・マクマナス 7.0 先制ゴールを意地でゲット!!守備も問題なくキャプテンとしてチームに大きく貢献した。 RB ジャンジョエル・ペリエドゥンベ 6.0 ウィルソンよりはやはりいい。もっとスピードを活かせる場面があればいいが、相手がアウェーで先ず守備という中でそんなにスペースが広がっている訳ではないし、まぁいいだろう。ただ、負傷退場は気にかかる。折角、スタメンになれたのになぁ・・・・ LB リー・ネイラー 6.5 PKを取られたが、今日の彼はセルティックにやってきた当初のような攻撃面で良さを見せた。守備でもカバーリングに奔走していたし、結果論としては前向きな評価に。 CH ポール・ハートリー 6.0 守備面での仕事が多かった。ドナーティが前に行くことも多くバランスを取ったのだろうがもう少し積極性は欲しい所。もっと出来るはずだからね、スコットランド代表スタメンクラスの彼なら。 CH マッシモ・ドナーティ 6.0 相手が自らがなかなか活躍出来なかった古巣という事もあってか、モチベーション十分。前線にボールを運び、またパスでドリブルでチャンスを作った。ただ、もっとシュートまで行く形を作って欲しいけど。 RH エイダン・マッギーディ 5.5 なかなかSPLでみせたシンプルにクロスといったシーンを見せられず。また、右サイドという事もあって中に切れ込んでシュートというシーンも少なかった。ドリブルで相手を突破してくれないと彼の起用意義は少なくなってしまう。 LH イジー・ヤロシク 6.5 今季初出場。こういった雨中でのゲームや激しいゲームは彼の得意とする所なのだろう。シンプルなつなぎと献身的な守備で貢献。 ST スコット・ブラウン 5.5 ドリブルは余り効果的ではなく、タックルも荒いものが多く、攻守両面で消化不良といった感じ。まぁ、彼は今季CL初挑戦。少しずつ成長していくだろう。 FT スコット・マクドナルド 7.0 フェネホールがいない中、ポストプレーを強く意識したプレーを見せた。ただ、幾ら体が強くても高さは無いから厳しい。という事でなかなか前線でも起点を作れず、セルティックの攻撃をリードする存在にはなれなかったが、最後の最後、ただそこにいたというゴールでセルティックに待望の且つ感動のゴールを捧げた☆ CB ジョン・ケネディ 6.0 負傷退場から試合途中でCBに入ったが、良く試合にのって、ディフェンスに貢献。 FT クリス・キレン 6.0 自らのシュートというシーンは時間も少なく、なかったが、最後の決勝点につながった、リフレクトのボールを必死に拾いファーの俊輔へ展開した事は評価したい。 RH 中村俊輔 6.0 最後の最後、自らのパスからゴールに生み出す流れをもたらした。たった、これだけだが、ボールをまわすリズムを作り出した事がいいシュートの形、ひいてはゴールにつながったと俺は思う!! 監督 ゴードン・ストラカン 8.0 06-07CL王者ミラン相手に雪辱を晴らす勝利!!しかも、PKで同点にされる悪い流れの中で、自らの選手交代でチームを勝利に導いた。ストラカンの交代策は神がかる事が多いが、今回もそう。運と一言では片付けられない、名将には欠かせない要素を発揮してくれた。アウェーでもこういった仕事をしてくれればなお最高なのだが☆ ここまで読んで頂き感謝です。面白かったとか好印象であれば、ここをクリックしてランキングUPにご協力下さいませ~♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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