テーマ:サッカーあれこれ(20049)
カテゴリ:UCL ・ UEL
EURO予選で沸かせたスコットランドとフランスという構図では前者が上。ただ、結果としては後者。どちらも各々の代表にそれぞれ代表選手を輩出しているだけにそういった見方でも楽しめるだろう一戦。 このブログではすでに何度も言っているがフランスとスコットランドが好きとはいえ、どちらかと言われればフランス。そして、愛すべきセルティックの仇敵であるレンジャーズという点もあるし、元々大好きなリヨンの勝利しかない。 引き分けでいいレンジャーズに対して、リヨンは勝たなければならない。アンリを超える逸材と言われるベンゼマの大爆発で是非とも状況を打開してもらいたい! 試合は盛り上がるスタジアムと共に開始から両チーム共アグレッシブな攻守を見せる。先ずはリヨン。ジュニーニョの右サイドからのスルーに左からDFライン裏に完全に抜け出したゴブがGKとの1対1となるが狙い済ましたシュートはサイドネット・・・。すると、次はレンジャーズ。ファーガソンの左サイドからのクロスにクザン!!これはオフサイドで助かるがリヨンにとっては簡単に上げさせてはいけない危険なプレー。 こんなんだから開始からテンションマックス↑↑何故って。本当に激しいゲーム。これこそスペクタクル。早朝から興奮させてくれるゲームだ!!! そして、16分。右サイドでボールを持ったベナルファが縦にスルー。これに走りこんだベンゼマが右サイド深い位置、角度の無い所からシュート!!すると、GKマクレガーがこれを目測を誤り、ゴール前に弾き損ねる。 ここに来たぁ~!!! シドニー!!! ゴブゥー!!! 突進と言っていい凄まじいスピードで入ってきてボールを蹴り込みゴォォール!!! リヨン先制♪ この後は怒涛の前半。リヨンもレンジャーズDFラインの裏をついてチャンスを作り、レンジャーズもポゼッションの中からつないでゴールに迫る。一進一退の攻防は激し過ぎで、あっという間に前半終了。 今日のボカの試合は面白かったが、このゲームとは比べ物にならない(笑)最高!! 後半は49分。レンジャーズのクロスがバーにあたりゴール前にこぼれ危険なシーンが訪れるが、これはスキラッチがクリア。ホームの勢いに乗ったレンジャーズのペースがどんどん強まってくる。しかし、リヨンも耐える。本当にレンジャーズの勢いは恐ろしい。とてもじゃないが、レンジャーズじゃねぇよ、こいつら(苦笑)バルセロナと東南アジアのクラブチームが対戦しているような有様だし。。ホント、このスタジアムの持つ力は凄まじい。 70分にはスミス監督はパパチを下げてダルシュビーユを投入。これでウィタカーを左SBに入れた4-1-2-3にシステムチェンジ。 78分には、リヨンのクリアボールを最終ラインのクエジャルがクリアミスでGKとの間の広大なスペースにボールが落ちる。これに反応したのはベンゼマ!!!GKを良く見てかわしてシュートするも、力なくウィタカーが弾く。もう一度狙うもGKに弾かれ、止められた><完全に1対1の余裕あるシーンだったが残念。 と思えば、ここからの展開でバリー・ファーガソンが右サイドエリア内をドリブル突破!ここからマイナスのパスを送り、ダルシュビーユがスピードに乗って入ってきて、ゴールを奪われたか!!!と思われたが、何とレンジャーズにとっては本当に痛恨のクロスバー!!!!リヨンは紙一重で助かる。 ここで両チーム共に選手交代。レンジャーズは中盤を下げて、長身ボイドを投入。FW3枚目の投入で最後の攻撃態勢に入る。 と思ったら、交代の直後。85分。リヨンの自陣からのFK。ロングボールはDFにあたって、その裏にいたベンゼマがボールを拾うや否やシュートを放ちGKの股間を抜いてゴォォール!!!これでリヨンの勝利はほぼ決定的♪ カリム!! ベンゼマ!! 更に更に息をつく暇なし。 88分。 ベェン ゼェマァ!! 中盤でボールを受けると、上体のフェイントでマークを引き剥がし、GKの位置を見て中央やや右からゴール左隅をついたミドルシュート!! これがゴールに突き刺さり、リヨン3点目!!この結果、3-0でリヨンは苦しみながらも勝利し、CL決勝T進出を果たした。 しかし、本当に苦しい戦いだった。ダルシュビーユのシュートが決まっていたら、試合展開はそのままドローという流れも十分にあっただろう。勝利は本当に一瞬の差だという事が明確になった試合だ。 グループリーグ序盤ではもうリヨンは終わったとさえ思っていた。しかし、リヨンはまだまだやれる。それを引っ張るのは若干20歳のベンゼマ。ドリブルでの突破もあれば裏への抜け出しのタイミングもパスを引き出す動きも素晴らしいし、アンリのように左サイドからだけじゃなく、中央でも右サイドからでもシュートまでの形をもち、両ウイングとしても働け、パンチ力もある彼はリヨンにもレ・ブルーにとっても期待の星だ!!しかも、着実に確実に一歩ずつ一歩ずつ成長している。彼がアンリを超える時はもう近くまで来ているだろう。 ここまで読んで頂き感謝です。面白かったとか好印象であれば、ここをクリックしてランキングUPにご協力下さいませ~♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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