テーマ:サッカーあれこれ(20135)
カテゴリ:UCL ・ UEL
前線の魅力的な選手の多くが欠場らしいバルサ戦ではなく、クリスチアーノ・ロナウドとルーニーを見たかったのでマンU×ローマ戦をチョイス。 しかし、ホームのローマはトッティ、ペロッタを欠く厳しい布陣。代わりのヴチニッチはいいとしても、アクイラーニではまだ荷が重そうな印象。ジュリーはジョーカーとしてベンチスタート。 一方、マンUは久々に見るスコールズにアジアの星パク・チソン。というか世界最高峰の戦いのベスト4にアジア人、しかも隣国の韓国代表選手が出ているという事はとても嬉しくもあり、また若干の寂しさもある。パク・チソンの無限大の運動量、そしてユーティリティを超えた真の意味でのポリバレントさが彼の出場機会を増やしているんだろうなと思いつつ。 さて、試合の方だが、立ち上がりはなかなかどちらもゲームを支配出来ない拮抗した展開が続いた。ローマは左サイドを中心にマンシーニとヴチニッチがチャンスを作り出し、マンUはやや左に開いているケースの多いルーニーを起点にクリスチアーノ・ロナウドやスコールズが入っていく形で応戦。この拮抗した中で前半はスコアレスかなと思った39分。 スコールズの飛び出しからの右サイドからの正確なクロス。これに後ろから猛然とダッシュしてきたクリスチアーノ・ロナウドが打点の高いヘディングで豪快ゴォール!!ドリブルにFKに、既に世界最高レベルの選手だがヘディングも須晴らしい♪こういうゴールを決める時点でロナウジーニョよりもやはり上だなと感じる。ただ、アシストのスコールズも見事。ローマはDFも揃っていたし、何処にあげてくるかと思ったら、マイナスにチップキックで緩いクロス。完全に誰かが後ろから飛び込んで来るだろうという想定での判断はさすが。 後半は、ホームで1点を取りにいくローマに分があった。ヴチニッチがボールキープ、ドリブルからチャンスを生み出し、トネットの左サイドからのシュートは勿体無い決定機だった。更にジュリーを投入し、攻めるローマ。CKからもチャンスが生まれたが、集中力の高いマンUディフェンスに阻まれた。 そして、66分。右サイドスコールズからのクロスを左サイド フリーになっていたパク・チソンが深い位置からヘディングで折り返し、GKドニ、ローマDFが交錯した所をルーニーがいち早く反応して叩き込んでマンU追加点!! この後も、クリスチアーノ・ロナウドが得意の左からカットインしてのミドルはポストを叩けば、パク・チソンからのパスを受けたルーニーが左サイドでボールを受け、タイミングをみたマイナスのグラウンダーのパスでキャリックのミドルを演出。これは右にそれたが、決定的なシーンが連続。 ローマのスパレッティ監督はオーバーラップからマンシーニをサポートし、また自らも積極的なプレーでチャンスを作っていたトネットを下げ、シシーニョを投入。左にカッセッティが回った。また右ウイングのエスポージトを入れ、ジュリーを中央に移して最後の攻撃に出るも、決定的なチャンスは作れず、試合終了。 マンUはアウェーながら持ち前の攻撃力を発揮し、2-0勝利!! 注目していたパク・チソンはこの大舞台でゴールに絡む仕事を見せただけでも十分だが、それ以外でもフォアチェックで守備に貢献し、ルーニーやクリスチアーノ・ロナウドとのポジションチェンジもスムーズで攻撃に見事に貢献していた。クリスチアーノ・ロナウドとルーニーに関してはもう最高に楽しませてくれたという一言で十分だな。 苦しい状況となったローマではマンシーニに注目していたが、決定的な突破やシュートは見られず。もう少し右サイドのタッデイが活きればよりマンシーニも自由にプレーできただろうけど、タッデイは物足りない仕事に終始してた。後半から出てきたジュリー、シシーニョ、エスポージトと右サイドのスペシャリスト3人にも注目していたが、ジュリーはワンツーからの抜け出しはいいとしても、クロスは雑だった。シシーニョは突破力も物足りず、以前の輝きは何処へやら。クロスもそれ程有効ではなく、若干落ちた印象が強い。最後にイタリア人の中では数少ない好きな選手のエスポージトだが出番の少なさが影響しているのか、時間が少なかったというのもあったが、特に求められた仕事は出来ず・・・。期待してただけに各々残念な出来となった。 ローマには、厳しい状況にはなったが、モチベーションを落とさず、オールド・トラフォードで戦ってもらいたいね。 ここまで読んで頂き感謝です。面白かったとか好印象であれば、ここをクリックしてランキングUPにご協力下さいませ~♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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