テーマ:サッカーあれこれ(20051)
カテゴリ:UEFA
スイスと共催を行うもう一つのホスト国 オーストリアの登場。オーストラリアと間違えた解説進藤さんには、頼むよ~と思いながらも、俺もミスがあったらどうしようもないなとも思いつつ(苦笑) しかし、試合が始まると、オーストリアはホームアドバンテージどころか、逆にファンの勢いに気圧され、やや堅い立ち上がりで、あっさりとクロアチアに先制された。その後も圧倒的なクロアチアの展開で、このまま大量得点になるかとも思わせたが、クロアチアがペースダウンしたせいか、徐々に落ち着き、オーストリアにもチャンスが生まれ始める。 ただ、クロアチアの守備もよく、前半は1-0でクロアチアがリード。 後半はクロアチアは1点を守るという意識もあってか、ややラインも下がり中盤とFWにスペースが空いた状況で、オーストリアはアウフハイザー、イヴァンシッツがボールを持てる時間が増え、当然にチャンスも作り出す。 ただ、クロアチアもオリッチのカウンターやモドリッチのドリブル突破でチャンスを作り出す。 いずれも決定機が近づいてきた非常に好ゲームの様相。 ここでオーストリアはかつて名古屋に属していた38歳大ベテランのヴァスティッチを投入。オーストリアでプレーする解説宮本の話によると現在はFWではなく、トップ下でゲームメイクを主にしているようで。 というか宮本のオーストリア選手情報はとても貴重。代表の頃はアイドルのようで大嫌いだったが、こういう情報を解説者として語ってくれると、マニアとしてはとても有難く、彼に好意をもってしまう(苦笑) で、ここから両チーム共メンバーをどんどん変えるが、試合の流れは完全にオーストリア。ヴァスティッチが入り、ボールが良く回るようになったし、サポートもオーバーラップも増え、シュートで終わる形が連続。シュタントフェストが右SB、ポガテツが左SBにずれた、4-1-2-3の様なシステムにも見える。ハルニクは元々右サイドに張る形が多かったが完全に右ウイングとなってクロスを供給しチャンスを作り、途中から入ったコルクマズは左サイドからドリブルを仕掛け、中に切れ込んでのシュートも魅せてくれる。また、最後に投入されたキーナストも長身ながら足元もあり、セルティックのサマラスの様なタイプで可能性を感じさせてくれた。 と、俺が知らないだけでオーストリアには中々優秀な選手が多く、俺の気分はもう完全にオーストリアサポ。 何とか追いつけとホームの後押しと共に応援していたが、完全に守備的に構えたしぶといクロアチアの守備は崩せず。 素晴らしい戦いを見せたが後一歩及ばず、黒星スタートとなった。ただ、ややなめていたオーストリアがこういったいいサッカーをしてくれたので、深夜にもかかわらず凄く気分が良くなるゲームだった。 ~Man Of The Match~ ルカ・モドリッチ (クロアチア:トッテナム) 先制ゴールのPKは勿論。中盤での時間の作り方、ゲームメイクが秀逸。ドリブル突破でPKにつながる展開、また後半も仕掛けて右サイドを攻略するなど、見せ場を作り出した。 ~Surprise Player~ イビチャ・ヴァスティッチ(オーストリア:リンツ) 後半から入って、巧みなゲームメイクから試合の流れを完全にオーストリアのものにした。シンプルなパス。タイミング良い飛び出しからのシュート。ポジショニングもレジスタのような位置からまたセカンドトップのようにと幅広く、さすがベテランといったゲームの流れを理解したプレーを見せてくれた。 ここまで読んで頂き感謝です。面白かったとか好印象であれば、ここをクリックしてランキングUPにご協力下さいませ~♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[UEFA] カテゴリの最新記事
|
|