テーマ:サッカーあれこれ(20052)
カテゴリ:UEFA
スタメンには、負傷明けのヴィエラが外れ、3戦トータルで見ての温存かアンリではなくアネルカをチョイスしたドメネク。 さて、試合は、相当ラインを低くし、完全に守備固めで来たルーマニアをフランスが攻め立てる展開。リベリー、マルーダのアタックを中心に、アネルカが起点となり、ベンゼマが衛生的にサポートしてチャンスを作る。しかし、ルーマニアはDFラインと3センターとニコリツァが下がってくる8人で固める守備を見せ、フランスは圧倒的に攻めてはいるものの有効なシュートは数えるほど。マルーダの突破からのシュート。ベンゼマの突破。リベリーからのクロスをフリーであわせたベンゼマのシュートぐらいか。 一方、ルーマニアはムトゥとダニエル・ニクラエを活かしたカウンターに勝機を見出す。決定的なチャンスは作れなかったが、ムトゥが前を向いてボールを持つと、本当に危険。フランスもファールで止めて難を逃れる形が何度かあった。 ここまでハイレベルな選手たちが守備意識を強くもってそれをミス無く遂行されると、崩すのは相当に高精度のプレーがないと崩せないなと思いつつ。ルーマニアの中で大好きな選手の左SBラツだがこの試合は守備的にプレーし、リベリーに対して素晴らしい守備をみせた。右SBも攻撃力のあるコントラを配するがこちらも守備への比重が大きく。後半に入ってからは、カウンターで一度はボールを前線に運ぶものの、状況を見ながら、守備陣の攻撃参加を待って、攻撃も単発ではなく厚みをかけてきた。 しかし、フランスの守備も堅く、両者とも交代でも決定打を見出せず結果試合はスコアレスドローとなった。 ここまで全て勝敗が決したゲームを見ていただけに大好きなレ・ブルーがこうなってしまった事は残念でならない。 勝点を計算出来る相手がいない死のグループだからこそ、何とか初戦で勢いをつける為にもここでの勝利が必要だった。 次は何としてでも、勝利が必要となった。温存したアンリの爆発に期待するしかない。 ~Man Of The Match~ ラズバン・ラツ (ルーマニア:シャフタール) リベリーに大きな仕事をさせなかった。リベリーも好きだからこのマッチアップは試合の一番の見所として捉えていたが、後半はリベリーの惨敗という感じもしつつ。 ~Surprise Player~ ダニエル・ニクラエ(ルーマニア:オセール) ゴールはあげられなかったが、ムトゥと共にカウンターの起点となり、フランスの脅威となった。フィジカルも強くスピードもある。そして、パスも上手い。最近こういう強さも早さも両方持ったFWの選手が多いな。 ここまで読んで頂き感謝です。面白かったとか好印象であれば、ここをクリックしてランキングUPにご協力下さいませ~♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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