テーマ:サッカーあれこれ(20051)
カテゴリ:UCL ・ UEL
豆腐と蕎麦と納豆を食いながら、ユーベの圧勝ゲームを見終えて、ゆったりと連続観戦。 初めて見るベルギーはジュピラーリーグ覇者のスタンダール・リエージュとリバプールの一戦。 リバプールは新戦力のロビー・キーンとフェルナンド・トーレスの強力2トップに注目。あとは、トゥーロンでも見たプレシ。フランス語では最後のSは発音しないんだろうね。だから、プレシスではなく、俺のブログではプレシで。 さて、見慣れているリバプールよりも、3回戦での楽しみは見たことの無いクラブがどんなサッカーを見せるか。ベルジアムと言えば、ウイイレに登場するクラブ・ブルッセとアンデルレヒトしか正直知らないが、SPLのように2強体制が確立されている訳ではないんだなと。 さて、試合はと言えば、ホームの大声援を背にスタンダール・リエージュが押し気味に進めた。前半早々にはベルギー五輪代表にもかかわらず、この試合の為に帰ってきたフェライーニのヘディングシュートがゴールに入ったのではという決定的なシーンがあったが、レイナが掻き出し、難を逃れた。先制すれば面白いのになぁと思っていたら、今度は、ダルマのクロスを新戦力のドッセーナがハンドでPK献上。リプレイではハンドはしているもののエリア外。不運なPKだったが、左SBブラジル人ボフィンのキックはレイナがストップ!!! レイナの再三のファインセーブで助けられるもリバプールは決定機という決定機が無い。マスチェラーノの欠場がそこまで影響しているとは思わないが、ジェラードを温存しているというのは大きかったかも。 後半もスタンダール・リエージュペース。リバプールはとうとうジェラードを投入し、4-2-3-1に。それでも、決定機はジェラードのFKのみ。スタンダール・リエージュはアーリークロスでDFラインとGKの間を盛んに狙ってチャンスメイク。カマルゴのバックヘッドシュートは惜しかったがここもレイナが飛び出して防いだ。 結果、スタンダール・リエージュは決定的なチャンスが多かったものの決められず、悔しいスコアレスドロー。リバプールはアウェーを無難に凌ぎ切ったという所か。 それにしても、スタンダール・リエージュは結構いいチーム。メンバーを見ていくと、元エクアドル代表のGKアラゴン、クロアチア代表経験のある左利きCBミクリッチと安定していた。そして、両サイドバックはブラジル人。特に左サイドのボフィンはクロスの精度もスピードも良く、サイドチェンジも効果的。ドリブルも上手いし、オーバーラップもするが守備もしっかり戻っているしスタミナも十分のこのチームで一番光っていた。それと、アフロ気味な頭も魅力的。そして、その前にはベルギー五輪代表でもあり、A代表でもあるフェライーニ。身長も194cmと大きくハイボールの競り合いは強く、中盤ではシンプルなタッチでボールを展開し、前線へも飛び出していける魅力的な選手。ウィルフリード・ダルマはステファン・ダルマの弟らしい。スピードもありドリブルも上手く、クロスのアイデアもいいサイドアタッカー。そして、髪型が特徴的なコンゴDR代表のムボカニ。スピードも豊かでボールも持てるし、裏をつくプレーが上手い。そして、もう一人2トップだがどちらかと言えばセカンドトップ気味に動いていたブラジル人カマルゴ。彼も長身でハイボールには強く、足元もある。ムボカニとの逆の縦の関係性は李と谷口の関係性にも似ている。このチームは本当はアメリカ代表CBのオニェウもいるらしいし、セカンドレグも楽しみな一戦になった。 ここまで読んで頂き感謝です。面白かったとか好印象であれば、ここをクリックしてランキングUPにご協力下さいませ~♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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