テーマ:サッカーあれこれ(20135)
カテゴリ:UCL ・ UEL
さて、二戦目はお気に入りのリヨンではなく大注目のゼニトの試合を。 ゼニトはUEFAカップ、スーパーカップで見る機会はあった。ただ、いずれも時間が合わず、観戦出来なかった。また、EURO2008でロシア代表の素晴らしい面々を知り、更に興味深くなったゼニト。 という事で待ちに待った彼らの試合。 試合は、チャンスの数でゼニトがホームのユーべを上回った。それでも、最後の最後。牙城でもあるブッフォンを焦らせるまでの決定機は訪れず、デルピエロのスペシャルなFKの前に敗戦。 それでも、ホームで0-1ならまだいい方ではないかな。 ロシアリーグは寒冷地だし、他の欧州とは違って夏開催だから、ゼニトは既にシーズン真っ只中。ただ、順位は7位と苦戦しているようで。 でも、この試合ではそれ程苦戦している様には見えなかったが、昨季のUEFAカップ、そしてEURO2008で主力の疲労は目に見えない所であるのだろう。 それにしても、流れるパスワークと絶え間なくポジションを入れ替える流動性はロシア代表と同様で魅力的だった。 そのチャンスの多くはサイド突破からだったが、やはり、アルシャフィンは効いていた。相当プレッシャーが厳しい場面でもシンプルにはたけるし、またキープも出来ていた。彼と盛んにポジションを入れ替えていたのがポルトガル代表の新星ダニー。名前しか知らなかったが、プレーを見てもアルシャフィンと遜色ない働き。ポジションは右ウイングにしてあるが、アルシャフィンとはスムーズにサイドチェンジをおこなっていたし、テクニックに溢れるアルシャフィンよりもフィジカルに強みのあるプレーで魅せてくれた。ドリブルもあるが、シンプルにパスでつなぐシーンも多いし、パンチ力もある。ただ、この試合でもブッフォンに弾かれた決定的なシーンはループなり、タイミングをずらすなりで決めて欲しかったけども。 そして、ヒディンク ロシア代表の招集を断ったという事で注目していたデニソフもなかなかのもの。ズイリヤノフと同様のプレースタイルで攻守に良く動き、パスにゴール前にシンプルに迫る感じだが、デニソフは縦へもいけるし、ズイリヤノフと比べ、より攻撃的な印象で視野も広い。彼もロシア代表にいたら更に面白かっただろうなと今更ながらに思うが、何故断ったんだろうと疑問も。その辺、解説者に次戦で語ってもらいたいところ。 あとは、サイド攻撃を支えた攻撃的両サイドバックの存在。シールルは前半のチャレンジが多かったが、右サイドのアニュコフは前後半共に激しいアップダウンを繰り返し続けた。まぁ、失点してからは疲労が如実に現れていて、さすがに限界はあるよなーとも思ったが、それでも、デニソフまた、アルシャフィンかダニーとの連携からの突破と可能性を感じるクロスは魅力的だった。最後は自身の疲れもあったのだろうけど、周りのパスも合わなくなり、無駄走りが多くなってしまったけれど、このチームで一番大舞台で通用しそうだなとEUROの時よりいい選手に見えた。 続いては、1トップのポグレブニャク。EUROは怪我で棒に振ったが、長身ながら足元も器用なFW。エリア内で2人抜いてクロスをあげたシーンは圧巻だった。ただ、後半は疲れからか余りボールに絡むシーンが少なくなったのは残念なところだが。 最後にウクライナ代表のティモシュク。アンカーとして両サイドバックのスペースを埋め、またカバーリングに奔走。彼がいないとこの攻撃に比重のかかったチームを構成できないだろうなと思いつつ。長短のパスも正確だし、チームの心臓として存在感は抜群だった。 ハイレベルなグループに放り込まれたが、今後の戦いにも期待の持てる敗戦ゲームだった。 それと、キリさんおめでとう。ファインゴールでした☆ ここまで読んで頂き感謝です。面白かったとか好印象であれば、ここをクリックしてランキングUPにご協力下さいませ~♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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