テーマ:サッカーあれこれ(20135)
カテゴリ:J2
前節広島に0-4大敗した2位モンテ。そして、迎え撃つのは前節6-0と大勝した勝点6差の4位セレッソ。 今節を入れて残り9試合という中、セレッソは特に勝点3を狙うしかない両チームにとって重要な一戦。 モンテはボランチの佐藤健太郎と渡辺匠が揃って負傷している為、普段は右SBの宮本をセンターで起用し、小原をCB、石井を右SBで起用してきた。 セレッソ大阪は、負傷した左SB尾亦の穴を早速新戦力ジウトンで埋めてきた。アレーも負傷という事で、両チーム共厳しい日程のJ2の中で戦力が欠けている状況。 試合は石川のクロスバーを叩くFKでモンテがチャンスを先に迎えるが、セレッソも中央でボールを受けた乾から左サイドから中に入ってきた香川へのスルー。GKとの1対1となるがこれは清水がファインセーブでゴールを守った。ただ、山形は防いでも中々ボールが収まらず、セレッソがポゼッションする時間帯が増えていく。 そして、21分。左から中へドリブルで入っていく香川。そして、右サイド乾とのワンツーで完全に抜け出す。あとは落ち着いてシュート。これでセレッソが先制。 この後、どちらのペースとも言えない展開が続くが、32分。 開始直後のFK以外、良い展開が全く無かったモンテだが、北村のクロスをマークにつかれていながらも豊田がヘディングでGKとポストの小さな隙間を縫うシュート!!これがゴォール!!同点弾!こういうゴールを決めてくれると、チームの雰囲気も良くなって行く。豊田はこれで5得点目。まだまだ足りない数字。それでも、エースの風格が感じられるのはやはり北京のおかげか♪ ゴールを奪われてからは、セレッソはリズムが悪くなる。セレッソにつきまとう守備陣の課題はメンバーが代わっても何も変わらない。というよりジウトンはJデビュー戦だが、マークをずらす、ポジショニングに課題がある。そして、前半終了間際。細かくつなぐセレッソのパスをカットしてからのカウンター。オーバーラップした石川がゴール前の宮沢へ。宮沢の強烈なシュートはGK相澤が弾くが、リフレクトに走り込んだ豊田が今季6得点目となるゴォォール!!!これで、前半の内に逆転♪ 今季第2節にもアウェーでセレッソを3-1で破っているがそれを思い出すいい展開♪ 後半は、体勢を立て直してきたセレッソ。前半からショートパスとドリブルを組み合わせて突破を図る香川、乾、古橋の3人の攻撃が有効性を発揮しきれなくなったと見たのか、古橋を外して小松を投入。 そして、セレッソの攻撃が続く64分。左サイドからのセットプレー。ボールはGK清水が弾き出すが、その前に小原がカイオを潰したとしてPK判定・・・。これに講義した小原がイエロー2枚目で無用な退場。熱くなる一戦だからこそ、こらえなければならない所。 このPKをジェルマーノがきっちり決めて、セレッソ早い時間で同点に。 この後、モンテは退場したCBの穴に園田を入れて4-3-2。更に足がつった豊田を下げ、宮崎を入れ4-4-1にシステムチェンジ。そして、絶対に勝点3を2位から奪わなければならないセレッソが前がかりになって出来た裏のスペースを使いたいとの考えからか、リチェーリを投入。 試合終了間際にはセレッソの圧力を強まる。しかし、モンテの集中力は途切れず、2-2のドローとなった。 モンテは最悪勝点1でも先ずは納得出来る状況だが、セレッソは2位から勝点3を奪う事は昇格の為に是が非でも必要だった。そういった意味でも、また一人多い時間が長かったセレッソにとってはこのドローは残念な結果。モンテにとっては前節の大敗のイメージを払拭とまでは行かなかったが、貴重な意味のある勝点1となった。 残り8試合。湘南も分け、勝点差2は変わらず、仙台は勝点を4につめ、セレッソは5差となった。広島以外は全く何処が上がってもおかしくない状況。一節、一節が面白くなってきた。 ここまで読んで頂き感謝です。面白かったとか好印象であれば、ここをクリックしてランキングUPにご協力下さいませ~♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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