カテゴリ:J2
☆2009 J2 順位予想☆
1位 札幌 あっさりとJ2に沈んだ昨季。だが、その悪いイメージを完全に払拭する為に早くから今季の為に動いてきた事は大きな意味がある。まぁ、早々に降格が決まったから動けたという哀しい側面もあるが。いずれにせよ、J2での実績は1,2を争う石崎監督の招聘は大いに期待出来る。元々、藤田、西、岡本、柴田と素晴らしい若手もおり、宮澤、古田も伸びれば戦力は膨らむ。また、存在感を発揮したクライトンが残留し、ボランチにダニウソン、FWキリノ、CBチョウ・ソンファンとアジア枠も含めて外国人枠をフル活用。そのどれもが魅力的な情報に溢れているだけに期待感は否応なしに高い。フィットするかどうかは未知数だが、石崎監督の選手を組織に当て込む采配の妙は評価が高いだけに、そこまで大きな不安でもない。バックアップも含めて十分な状況と言える。J2制覇、そしてJ1定着を目指す戦いを見せてもらおう。 注目選手:藤田征也 今季は何と、驚きの右SB起用。守備には不安も・・。ただ、そのクロスはJ1レベル。そろそろ化けてもらわないと♪ 2位 仙台 2年も住んでいた愛する街のクラブだが個人的には余り押してない(苦笑)だが、昨季のチャレンジは成功はしなかったもののチーム全体にとっていい刺激になったのは事実。手倉森体制も継続で今季は昨年培った組織にブラジル人という個を加える。課題はその外国人がフィットするかどうか。そして、得点力。ボルジェス級の選手であれば1位昇格も有り得る。リャン・ヨンギの残留も大きく、チームは昨年よりも着実にバージョンアップを果たし、力は安定してあると言っていい。 注目選手:マルセロ・ソアレス 3位 C大阪 ここは毎年言うまでもない希望が十分に含まれている。攻撃力はJ1クラス。でも、守備は・・。という毎年変わらないチームカラーにはもはや愛着さえ沸いてきた。代表二人を抱えるから高評価なのではなく、単純にその攻撃力が更に磨きがかかったから、昇格を勝ち取るだけの力はあるとの判断。札幌、仙台より下に位置するのは、勿論永遠の宿題の守備が気になるから。 注目選手:柿谷曜一朗 完全に伸び悩み中。早熟なだけで終わらず、何とか光り輝いてもらいたい原石。今季こそゴール量産といってもらわねば。 4位 甲府 昨季は出遅れてしまったのが順位に大きく響いたが、中期からの押上げとサッカーの質はJ1にいた頃まで戻ってきた印象を受けた。大西、輪湖など若手も成長し、安間監督の大木采配の継続路線からの修正&プラスアルファに今季も期待大。FWにキムというのが唯一気になる所。ブラジル人でよりゴールに近い所でボールキープ出来る選手の方が甲府には合っていたのではないかと。そこで、やや得点力に陰りが出て、惜しくも・・という予想。 注目選手:輪湖直樹 5位 東京V フロントがどうも目立つ事が多い、落ちるべくして落ちた印象も強いヴェルディ。かつての栄光は完全に過去のもの。あの時代を顧みる事無く前に進むほか無い。名の売れた選手こそ多く所属するが、これも過去の話。土屋、土肥はまだJ1でも一線を晴れると思うが、他はどうだろうか。大きな期待はかけられないというのが大黒、平本、服部に思うこと。高木監督が横浜FCを昇格させた時の様に、守備でベースが作り、面白みに欠くがベテランがしたたかに戦うチームを築けば昇格も狙えると思うが、エースの存在は不可欠だろうし、期待は小さい。 注目選手:河野広貴 小さくてドリブルの巧いレフティー。和製メッシに最も日本人で近い存在ではないだろうか。今季も着実にステップアップしてもらいたい。 6位 湘南 個人的にはセレッソよりも昇格に近いと考えているクラブ。昨季はようやくJ2中位からやや上への進出を果たした。いよいよ、今季こそという所での反町就任。新潟の頃のような仕事ぶりが出来れば、昇格もあるだろうが、トゥットにはそれ程の期待感は無い。守備陣も安定してるし、何処かが崩れればすぐに上に飛び出るだけの力はあるだろうが、反町の五輪での無様な采配・・。頭をよぎり、この順位・・。 注目選手:菊池大介 まだ17歳ながら、昨季はゴールまであげた湘南の希望の星。成長したら出て行ってしまうのだろうが、今季もスタメンで是非伸びてもらいたい選手の1人。 7位 鳥栖 岸野監督の采配は安定的な力を発揮しているし、エース藤田の穴だけが不安材料。もう少し補強出来れば、すぐにでも昇格できる力は備わっているとは思うのだが。とにかく、藤田の穴を廣瀬がどれだけ埋められるか。また流通経済大卒のルーキーFW池田の出来にも大きくチームの浮沈がかかっている。 注目選手:島田裕介 J2を主戦場とするレフティー司令塔。その存在感はJ2における俊輔とでも言おうか。彼がゴールという仕事までこなせるようになれば、チームの順位も上昇するだろう。 8位 福岡 昨季のどたばたは今季はなさそうだが、チームコンセプトに一貫性が無いのは不安材料。監督も優れた実績もなく、選手層も薄く、外国人の爆発に頼る状況では昇格は厳しい。田中誠の加入は守備陣にとって貴重な存在ではあるが、かつての力は期待できない中、何処まで好守共にレベルアップを望めるか。今季も中位に落ち着く印象が強い。 期待選手:田中誠 磐田の入替戦突入の戦犯のように磐田を出る事となったが、スイーパーとしてはまだ一流の力はあるだろう。J2と舞台を変え、何処まで出来るのか注目したい。 9位 熊本 昨季終盤の8試合負け無しは見事。最後は広島相手で惜敗したが、J2昇格1年目として充分な結果を残した。それでも、総得点の4割をあげた高橋が抜けた穴は想像以上に大きい。ゴールだけではなくアシストでもポストプレーでもチームの攻撃の軸だっただけにここがどうなるかがこの順位につながるかどうか大きなポイント。それでも、ベテラン藤田の加入はかなり大きい。技術は衰えないし、彼がシーズン通じて力を発揮すれば、更に上も見えるかもしれない。課題はやはり守備。ここはJ未経験監督の手腕に期待するほか無い。 注目選手:木島良輔 元マリノスのドリブラー。どんどんと落ちぶれていき、もう終わりだろうと思われた最中での復活劇。彼のキレはまだまだ通用する。今季は藤田との連携を高め、更にゴールに向って切れ込んでいく姿を見せて欲しい。 10位 水戸 チームとして力はついてきた。赤星、パクは抜けたが、高崎、キムと加入し、昨年ルーキーながら大ブレイクした荒田が残留と攻撃面での期待は大きい。あとは守備陣。何処まで耐えられるか、そして層が薄いだけに何処までチーム全体として底上げができるかどれがこれ以上の躍進の鍵を大きく握るだろう。 期待選手:荒田智之 J2得点王も狙えるエース。決してチャンスに溢れるチームではない中、見事な数字を残した。彼が広島にいたら寿人ともいい勝負をするのではないかとすら思えるほどのポテンシャルを秘める。今季は更にゴール量産で得点王奪取で水戸からの卒業というのに期待したい。 11位 栃木 J2昇格1年目。その功労者である柱谷を継続できなかったのは残念なところ。だが、その代わりに連れてきたのは、神戸で力がある事を示した松田監督。監督の存在がこの順位に位置させた一番の理由。とはいえ、チームはJ2仕様にする為、大幅なメンバー入れ替えを敢行。スタメン予想では昨季からいた選手はたったの4人。それでも、獲得した選手は神戸から栗原、そしてカナダで魅せたU20代表の1人河原、米山と素晴らしい補強。機能さえすればもっと上も目指せるが、そこまで上手くもいかずこのあたりに収まるのではないだろうか。 注目選手:河原和寿 新潟では出番が少なく、なかなか定位置を奪えなかったが、ここでは早速のスタメン候補に。そのスピードと瞬発力は飛び出しに有用な大きな武器。J2で何点取れるか注目したい。 12位 徳島 3年連続J2最下位の汚名をそそぐ時が来た。とはいっても上位進出までは難しいだろうけど。それでも美濃部采配2年目で身のある補強も出来た。倉貫、石田、麦田という昨季までいた有用な選手に、CBペ・スンジン、三木、MF徳重、ボランチ青山、CF羽地としっかり特徴のある選手が加入し、戦力は整った。彼らがフィットすれば間違いなくこの順位以上は達成できるのではないか。 期待選手:徳重隆明 13位 横浜F アンデルソンの穴は途方も無い大きさ。カズに関しては、もう国宝という存在となっていて正直、監督にとってはやりずらいだけの様な気も・・・。勿論、彼が素晴らしい選手だったのは言うまでもないし、寂しい所ではあるがもう限界は近いと思う。補強も多くなく、樋口監督の采配は悪くは無いが、チーム力アップという収穫が実るのは秋に差し掛かったシーズン終盤ではないだろうか。 期待選手:池元友樹 難波と同様、若手日本人2トップにかかる期待は大きい。今季はエースナンバーを背負うが、アンデルソンと比べると力の差は歴然。それでもインパクトのあるゴールをあげた彼の印象は強く、頑張って昨年以上の成績をあげてもらいたいとは思う。 14位 草津 昨季はJ2でベストの順位と躍進を見せたが、その原動力島田の損失ははかりしれない。広山と玉乃は加入したものの、その存在を埋めるには至らないというのが俺の考え。昨年の出来は中盤の構成力によるものであったと思うし、それこその後藤、高田の2トップの活躍にもつながったう。それだけに草津は今季は得点の部分で大きく苦しみそう。また、監督も草津の顔とも言うべき植木さんが辞めてしまい、後任は何処の誰だろうかという状況。昨年の出来は今季は期待できそうに無い。 期待選手:廣山望 15位 富山 サッカー識者の予想では大方最下位と目されている。その理由はJFLから補強がない点に集約されるだろう。JFLレベルでJ2は戦えないという。しかし、チーム力を武器にしてきたチームが付け焼刃で補強してフィットしないケースが多いのも事実であり、そういった意味も踏まえ、逆に補強しないチームというものにとても魅力を感じる。富山には縁もゆかりもないが今季はチーム自体に注目して見ていきたいと思っている。 16位 岐阜 昨年はJ2昇格1年目ながら熊本と共にリーグを賑わせた。特に序盤に上位進出したのは驚きだった。ただ、今季は大幅なメンバー入替。昨年とは全く別のチームと言える状況で、そのほとんどが大卒、高卒と経験的に劣るチームとなった。この意味でも、余り多くを期待できそうにはない。 17位 岡山 ギリギリでの昇格ではあったが2トップへの期待は大きい。連携も高いだろうし、JFLから自らを磨いてここまで来た事に大きな勢いとモチベーションを感じる。何処まで通用するのか試してやる!という勢いと、今季こそはもう少し上を目指す!という気持ちでは前者がメンタルとして上。それを考えても最下位は脱するのではないか。 期待選手:喜山康平 18位 愛媛 昨季からの補強はジョジマールぐらい。監督も変わらず、選手も変わらず。今まではレンタルで獲得した選手を毎年組み替える作業があったがそれで得る競争意識と新しい風はチームにとって意味があったのではないか。J2ブービーの状況でも選手は残留できる、という状況はメンタル面にとって大きなマイナスではないだろうか。 ここをクリックしてランキングUPにご協力下さい♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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Mar 6, 2009 06:01:22 PM
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