テーマ:サッカーあれこれ(20141)
カテゴリ:UCL ・ UEL
平日にこういった楽しみがある事は人生を明るくさせてくれる。 つくづく、俺はサッカーが好きだなと。 とはいえ、再放送の時間には起きられず(苦笑)前半途中からの観戦となった。 さて、注目のウルクことフッキ擁するFCポルトとマンチェスター・ユナイテッドの一戦。 フッキは勿論だが、マンUには、パク・チソンがおり、共にJが育てた選手がこの舞台でぶつかり合うという事が日本人はいないとしても楽しみの一つ。 そもそも、フッキはJ2得点王であって、J1を舞台に大暴れした訳ではない。しかし、その能力は抜きん出ていた。力強いドリブルにスピードもあり、緩急もつけられる。キック力も強く、FKも正確。Jの器に収まる選手ではないと思っていたが、ここまで辿り着くのだから素晴らしい。 そのフッキだが守備もするようになった。周りを活かすようにもなったと聞いていたが、そこまでの事では無い(苦笑) 守備は形だけ。攻撃では90%単独突破(笑)まぁ、プレースタイルはそこまで変わる訳も無いかと思いつつ。 ただ、それでも彼の存在はユナイテッドを驚かすには足りた。 先制点は、クリスチャン・ロドリゲスが右サイドから切れ込んで左足で体勢を崩しながらも巻いたシュートを見事ゴールに突き刺した。 しかし、10分後にはポルトDFからGKへのバックパスを掻っ攫ったルーニーが冷静に決めて同点に。どんなステージであってもこのミスは頂けない。ただ、それを読んでいたルーニーのポジショニングが一見無意味な様であって大きな意味を為す事に驚かされた。 ゲームはユナイテッドがボールを支配し、ポルトはルチョ・ゴンサレスを経由し、フッキやリサンドロ・ロペスを中心としたカウンターで攻める構図で一進一退の攻防が続いたが、後半に入りファーガソンの采配が的中。テベスとネビルを同時投入し、『ホームで目指すは勝利』という姿勢を打ち出し、このテベスが見事にゴール。右サイドスローインからの流れ。ニアでルーニーがヒールパスでゴール前にボールを流し、それをテベスが押し込んだが、ルーニーのこのアイデアはまたも驚かされた。 この終了5分前でのゴールでユナイテッドの勝ちは堅いと思われた数分後、ポルトに再び歓喜が起きた。 リサンドロ・ロペスが右からクロス。ネビル投入でCBに移っていたオシェイのヘッドをかすって、ボールは左サイドフリーのマリアーノ・ゴンサレスに。GKファンデルサールの詰めも早かったが一瞬早くボールを蹴り込んで、アウェーで貴重な2得点目。 これで2-2。 ポルトにとってはアウェーゴールという意味も含めて、喜べる結果を勝ち得た。 終わってみれば、ポルトは枠内シュートもシュート数もユナイテッドより上。ポゼッションこそ下回るがセカンドレグもどちらに転ぶかわからないハイレベルな戦いだった。 そのポルトの中ではアンカーのフェルナンドが巧みなスライディングでクリスチアーノ・ロナウドを止めるなど、目立っていたし、リサンドロ・ロペスも今季CL6得点の力をシュートシーンで見せてくれた。フッキに関しては後半に入ると、かなりユナイテッド守備陣にタイトにこられるシーンも多く前半よりも見せ場は少なく。また、エリア内でクロスも上げずに倒れるというシーンが何度と無く見られ、チームメイトをがっかりさせもしたが、その力強いスピーディなドリブルで相手ゴールに迫り、存在感は発揮した。 セカンドレグに可能性を大きく残したポルトの次の戦いも見逃せない。 ここまで読んで頂きありがとうございます。ここをクリックしてランキングUPにご協力頂ければ幸いです♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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