テーマ:サッカーあれこれ(20048)
カテゴリ:UCL ・ UEL
守のチェルシー。 攻のバルセロナ。 この図式は総じてセカンドレグでも変わらなかった。 しかし、チェルシーは早い段階にエッシェンがミドルを突き刺して先制。チェルシーは立ち上がりからファーストレグのようにリトリートして守るという戦術はとらなかった。それが故の早い段階での攻勢と先制点につながった。 その後は構図通り、バルセロナに回されたいだけ回されたが、枠内シュートを見事ゼロに押さえ込んだ。 後半に入ると、ドログバがGKとの1対1の決定機を迎えるが、ビクトール・バルデスがナイスディフェンスで望みを保った。 その後、アネルカを倒したとしてアビダルが意味不明のレッドで退場。 1点リードされたままで1人少なくなった状況はバルサに追い討ちをかけた。この後ケイタが左SBに入り、イニエスタが中盤に入る4-1-2-2のようなシステムで対応。 ただ、1人少なくなっても、バルサがポゼッションする構図は変わらない。 それでも、チェルシーの組織だった守備はバルサの枠内シュートをゼロに抑えたまま。 ロスタイムに入り、チェルシーが勝利をつかもうとする所で、全ては大逆転した。 右サイド ダニエウ・アウベスからのクロス。DFが弾いた所からつないで、最後はイニエスタがミドルシュートを叩き込んで、貴重なゴール。 このアウェーゴールで2試合ドローながら、バルサのCLファイナル進出が決まった。 試合後は喜ぶバルサの選手やグアルディオラと対照的に審判にブチギレまくりのドログバ。自らの追加点をあげるシーンでの失敗を気にしての事もあっただろうが、後の祭り。ただ、個人的にはこういう熱さをもったドログバは大好きなのだが。 終わってみればバルサは枠内シュート1本のみ。それがイニエスタのゴール。いつもの魅惑的なゴールショーとは程遠い内容にはなってしまったが、それでも結果は結果。メッシが90%輝きを見せられず、シャビもポジションを下げる事が多く、エトーも決定的な仕事が出来ず、アンリ不在がここまで響いたのかというほど、苦しんだ試合だった。 これでメッシとクリスチアーノ・ロナウドという稀代の名手が決勝で対戦する事になった。 決勝は次の日の予定は無視でライブ観戦しなければ♪ ここまで読んで頂きありがとうございます。ここをクリックしてランキングUPにご協力頂ければ幸いです♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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