テーマ:サッカーあれこれ(20132)
カテゴリ:Deutschland
ヴォルフスブルクが最終戦ブレーメンに対して5-1の大勝で見事優勝を勝ち取った。
このクラブにとってのタイトルはカップ戦も含めて初だという。 それこそがあのスタジアムに入り乱れたサポーターの行動を現しているのだろう。 その輪の中にはドイツ語で応対する長谷部があった。 中盤ダイアモンドの右側ではなく右サイドバックとしての起用だったようだが、そのプレーはゴールに絡むほど良かったようで。 08-09 ブンデスリーガ 最終順位 No. チーム名 勝点得点失点得失差 1 ヴォルフスブルク 69 80 41 39 2 バイエルン 67 71 42 29 3 シュツットガルト 64 63 43 20 4 ヘルタ・ベルリン 63 48 41 7 5 ハンブルガーSV 61 49 47 2 6 ドルトムント 59 60 37 23 7 ホッフェンハイム 55 63 49 14 8 シャルケ04 50 47 35 12 9 レバークーゼン 49 59 46 13 10 ブレーメン 45 64 50 14 11 ハノーファー96 40 49 69 -20 12 1FCケルン 39 35 50 -15 13 フランクフルト 33 39 60 -21 14 ボーフム 32 39 55 -16 15 ボルシアMG 31 39 62 -23 16 コットブス 30 30 57 -27 17 カールスルーエ 29 30 54 -24 18 ビーレフェルト 28 29 56 -27 赤はCL圏内、オレンジはEL圏内、水色が降格。 思えばホッフェンハイムの躍進から始まった今季だったが、後半は首位が入れ替わり立ち代わりの激しい優勝争いだった。 ヴォルフスブルクのマガト采配の力が大きかったとはいえ、その攻撃力は抜きん出ていた。 08-09 ブンデスリーガ 得点ランキング No. 名前 ゴール数 クラブ 国籍 1 グラフィチ 28 ヴォルフスブルク ブラジル 2 ジェコ 26 ヴォルフスブルク ボスニア・Hz 3 M・ゴメス 24 シュツットガルト ドイツ 4 ヘルメス 21 レバークーゼン ドイツ 5 イビセビッチ 18 ホッフェンハイム ボスニア・Hz 6 C・ピサロ 17 ブレーメン ペルー 7 ノヴァコビッチ 16 ケルン スロベニア 8 ルカ・トーニ 14 バイエルン イタリア 8 デンバ・バ 14 ホッフェンハイム セネガル 10 クラニー 13 シャルケ04 ドイツ 10 ヴィフニャレク 13 ビーレフェルト ポーランド 優勝したヴォルフスブルクの2トップはゴールランキングの2傑となり、2人のゴールは54とチームの得点の7割近く!!! グラフィチは元ルマンで松井ともプレーしていたが今度は長谷部と一緒にプレーして栄冠。世界中何処に行ってもブラジル人はやはり凄い(SPLは除くw) ジェコに関しては、それ程凄さを感じる選手ではなかった気もするがポジショニングと決定力が素晴らしいのだろう。まぁ、大勝ゲームでゴール量産しているのが強みでもあるんだろうけど。 それよりも脅威なのは後期半分を怪我で棒に振ったイビセビッチだろう。17試合で18ゴールという凄まじさ。彼の負傷後はデンバ・バの勢いも目立ったが、やはりその決定率は驚嘆に値する。ジェコとイビセビッチ。そして、ヴォルフスの司令塔ミシモビッチとボスニア・ヘルツェゴビナの前線は相当魅力的。南アW杯で彼らの勇姿を是非見てみたい。その内、オシムが監督になったらボスニアも面白い事になりそうなのだが。 何にしても、長谷部と嘉人はCLで戦う権利を得た。 ただ、問題はマガト監督が来季からシャルケへ移籍するということ。2人ともマガト監督の眼鏡にかなっての獲得だけにどうなる事だろう。長谷部はSHにSBもこなせる柔軟性を見せ、ボランチにトップ下もこなせるだけに問題ないだろうが、嘉人はどうだろうか。 監督に気に入られて獲得され、出ればそこそこアピールも出来ていた。ただ、2トップの存在感が圧倒的過ぎた。まさか、優勝するクラブに加入するとは思っていなかっただろうが、その貢献度は低く、嬉しさも長谷部とは対照的に半減しているだろう。 戻ってきた方が出番はあるかもしれない。ただ、俺としてはCLという未体験ゾーンの為にも是非残留してもう一度アピールから始めてもらいたい。出来れば中盤ではなくトップとして。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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