英語でどう言うの?
NIKKEI プラスを見ていて面白い記事を発見!なるほど英語帳って欄があるのですが、そこに大好きな村上 春樹氏のことが載っていた。お読みじゃない方のために、記事をご紹介するとこんな感じです。。。村上春樹の文学は今や世界中で読まれている。春樹の作品は英語にしやすいと言われますが、春樹が作り出す人物たちがよく使うあの「やれやれ」という言い方は、一体どんな英語にしたらいいだろうか?春樹の作品の英語版を見ると、”Just great.”や ”Give me a break.”などがあてられていた。ほかに言い方はないかと探していてみると、春樹が翻訳したサリンジャー『キャッチャー・イン・ザ・ライ』に、「やれやれ」という訳語が何度も出てくるではないか。サリンジャーの原文を確認すると、それは”Boy”だった。これこそ春樹の作品に出てくる人物たちがいかにも使いそうな言い方だ!村上春樹は英米文学と翻訳を通してあるいはこの「やれやれ」を作り出していたのかもしれない。「春樹直伝」のこの”Boy”を使って、「『やれやれ』と僕が言った。やれやれという言葉はだんだん僕の口ぐせのようになりつつある」(『羊をめぐる冒険』)の一節を英語にすれば、”Boy,”I said. ”Saying 'Boy' is gradually becoming a habit of mine.となる。 (編集者 金子 靖)さっそく書斎から村上 春樹氏の作品を取り出して、読み出した私であった。。。 ↓